冬の里山 徳島 文化の森従走路 竹林新道  2010/1/11
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− 文化の森 あづり越え 経塚口 植物園 竹のオブジェ広場 竹林新道 文化の森 −

とくしま植物園から文化の森従走路への新しく登山道が整備されたとボランティアのメンバーからお聞きした。

植物園からは「観察小道」がすでに造られているが、その道は山を剔った様な階段道で評判が悪い。

そのことを植物園の職員さんも気にしていて、今回昔からの山道を整備してくれたそうだ。



東の展望所から登り始める



低い山だが登り始めると直ぐに汗が出てきてジャケットを脱ぐ。

小松島の海は霞んでいる



明現神社に一寸お参り

この文化の森従走路は最高標高が200m程の低い里山の稜線上を歩く。

しかし侮ってはいけない。

急坂もある。

第一の急坂。



三角点も二カ所ある。

190mの三角点を通過

リーダーに引率された団体が登ってくる。



40分程であづり越えに着く

第二の急坂を上る



登り切ったところで何時もの女性に出会う。

竹箒が置いてある。

従走路を掃除してくれている人がいるみたい。

感謝



ピンクのコウヤボウキの種がまだ残っていた。

切り開かれた「畑」の所で一息入れる。

何を植えているのかな?



229.9mの三角点には新しく「北の峰」の山頂標識が建っていた。



気になる古い鳥居から脇道に入る。

何処に神社があったのかは不明。



星河内からの車道から分岐した林道が此処まで来ている。

また従走路に戻り、植物園への分岐を通過して更に進んでいく。



此処からの谷道コースは広葉樹が多く、フカフカの落ち葉に寝ころびたい様な気持ちの良い広場がある。



この道も以前と比べて随分と整備されてきた。

山道を下りきると小さな沢に出る。



沢を上がると古い車道に出る。

行き止まりに猪の罠が設置されていた。

そのまま車道を下るとファミリーランドの観覧車が見えてくる。



途中のミカン園から登ったところに経塚があるらしい。

と言うわけで此処は「経塚口」と呼ぼう。

何故こんな所に?立派な馬の石像



柵越しにポニー園を覗くとポニーがのんびりと散歩している。

見ていると近くに寄ってくる。

しぐさが可愛い。



植物園まで上がり中津峰山を眺めながら昼食。



エリカがまだ綺麗に咲いていた。



このバラは何時来ても咲いている。

植物園から新しい登山道を探しに出合い小道を動物園を見ながら下りていく。

ツグミがのんびりと遊んでいる。



なんとアオモジにソロバンの玉のような緑の蕾が沢山付いている。

もう春の準備が進んで居るんだなあ。

ツルウメモドキの実がまだ沢山残っている。



階段の「観察小道」の入り口を過ぎて「竹取小道」の竹林の中を下って行く。

何処に登山口があるんだろうか?



もうすぐ「水辺の小道」に出るところに、ありました。

竹のオブジェの広場を過ぎて直ぐの左側に竹人形が案内してくれています。



池に立派な橋を架けてくれている。



立派な孟宗竹の階段が設置されている。

道端の邪魔な竹を伐採して階段等を整備したみたい。



この新道は「竹林新道」と名付けよう。

しばらく登ると本格的な山道となる。



石垣もあるので昔は農道として使われていた様だ。

古い山道は入り口は壊れていても山の上の道は綺麗に残っている事が多い。

この道を利用して登り口を整備し新道として利用できる様にしてくれたらしい。

ありがとうございます。



15分程気持ちの良い汗をかいて植物園上の森の休憩所の近くに出た。



先日、雑木を伐採していたところは大きな松の広場になっていた。

あの時作業していた山が好きだと言っていた人達が新道の整備をしてくれたのだろうか。

従走路に戻ろうと右へと歩いていたら、竹林が伐採されている。

竹林の中に古い道がある様だ。

此処も新道として整備していくのだろうか。



引き返す様にして舗装路を進もうと思ったらなんと此処にも道が出来ていた。

何時の間に出来たのだろうか?

この道も気持ちの良い道だ。



サザンカ園からの道に出ると80歳は越えていると思われるお年寄りが三人散策している。

植物園の下から尾根筋までぐるっと「ほんの少し」歩いてきたと言う。

お元気だなあ。

道を横切って石積みの中に更に登山道が続いている。



青い杭の所から「市民の森 林間コース」に飛び出した。



緩やかに登って行くと従走路の「トイレ」と書かれた札のある場所に出る。



大勢の人とすれ違う。

方ノ上の鉄塔には自転車が置いてある。

此処から歩いてあづり越えにでも行ったのだろうか。

あづり越えでまた何時もの女性と会う。

ボランティアで道案内をしているのかな?

このあづり越えから明現神社までの登りがこの従走路で一番厳しい。

たった標高差70m位だが長い距離歩いてきて最後の踏ん張り。

此処を一息に登り切る練習をしていると、たいていの徳島の山には登る事が出来る。



「芝生広場口」に下りて来ると紅梅の蕾が今にも開きそう。



階段脇にはソシンロウバイが満開。

今日は「竹林新道」等の新しい道を歩く事が出来た。

今まで植物園から帰るの為には「あじさい小道」の階段を延々と上ったが

これからは気持ちの良い山道を歩いて帰る事が出来る。



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