秋の里山  伯耆大山    2011/9/23
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− 台風一過 秋晴れのはずが −

迷走台風がウロウロしていたため、せっかくの連休だと言うのにアルプスへへ行くのは中止した。

何しろ台風の被害が大きかったので登山道の様子がわからない。

比較的安心出来るところに出かけようと計画。

大山なら大丈夫かな?

急遽ペンションを予約して早くに就寝。

朝5時に出発してひたすら大山へ。



蒜山SAで給油

所が先程まで雲一つない秋晴れだったのに、事もあろうか大山の頂上が雲に覆われ始めた。

不吉な予感



去年と同じ8時に駐車場着。



8時26分出発



ツリフネソウが一面に咲いている。



標高は800m位

頂上1710mまで標高差900mあるのに2.8qと書いてある。

見ノ越から剣山山頂まで標高差600m足らずで4qなのにずいぶんと距離が短い。

その分、急坂なんだろう。



古いお地蔵さんが出迎えてくれる。



子供連れの家族が登山届けを書いている。

これから登るのかな?

頑張って!



登山道には一合目から九合目までの標識と100mごとの標高の標識が設置されている。



ミズナラの自然林の濃い緑が美しい



五合目までは嫌な階段道が続く。



若い人たちがどんどん追い抜いていく。

私たちはマイペースで登る。



ブナが多くなる。



素晴らしいブナの緑を楽しむ

ガスっているのがまた良い感じ



若者達の団体が追い抜いていったので静かになる。



子供を背負った夫婦も多い



4合目あたりまでくると先程追い抜いていった若者達が大勢休憩している。



五合目 9時30分着

ちょうど出発してから一時間余り



山の神にお参りして進む



ナナカマドの実が熟れ始めている。

若い男性達のグループが青い顔をして座り込んでいる。

励まして一緒に登っていく。



六合目に着く。

ここから上はガスが濃い。



三鈷峰1516mから上はガスに包まれている。



一瞬ユートピア小屋が見えた



サワフタギの実が青くなっている。




六合目から上は岩の道となる。



もう下山する人が多くなる



頂上近くなるとダイセンキャラボクの純林が広がる。

実が赤くなっていた。



ダイセンコゴメグサが咲き残っている。



コイワカガミも一輪咲き残っていた。



木道となるとますますガスが深くなる。



ダイセンキャラボクの実が多くなる。



面白い形をしているなあ



木道は大混雑



頂上もガスの中

弥山の頂上も見えない。




10時49分着

二時間二十分かかった。




ジャケットを着込むがそれでも寒い。

小屋前で7度位




小屋は満員

500円のカップヌードルを購入。

おにぎりと一緒に食べると体が温まる。



一瞬ガスが晴れて、三鈷峰が顔を出した。



またガスが出てきたので帰ることにする。


小さな子供が大勢登ってくる。


元気一杯だ。すごいなあ。




ガスの中どんどん登ってきて大混雑



上り下りで大混雑



トリカブトやアキノキリンソウが綺麗に咲いている。



六合目あたりまで降りてくるとガスが晴れてくる。




弓ヶ浜や中海が綺麗だ。




六合目は大賑わい



大神山神社への下山路はかなり荒れているようだ。



急階段を慎重に下っていく。



ブナの林の緑が素晴らしい



本谷小屋下の河原はかなり掘れて荒れているが危険は感じられない。



振り仰ぐと青空が広がり、大山の稜線がくっきりと見えだした。

去年も同じだったなあ。

もっと遅く登れば良かったなあ。




稜線を大勢の登山者が歩いているのが見える。

寒風山登山口と同じ林野庁の看板




カニコウモリの多い道を神社に向かう



オオバショウマかな?



初めて見る可愛い実



フウリンウメモドキかな



奥の院に着きお参りする。



日本一長いと有名な石畳の参道はかなり痛んでいる。



ヤマボウシの実が熟れている

食べると美味しいのだけれど手が届かない



ツリバナも見事に熟れている。



今頃秋空が広がった。



モンベルを覗いてからペンションに向かう。

4時頃着いて広いお風呂で疲れを癒す。


六時半の食事まで一眠り




夕食はフランス料理のフルコース

スープから始まるが、ご夫婦だけでやっているのでスローペース


でも料理はとても美味しい。

ステーキを焼く音がジュウジュウと聞こえてくる。



でっかいステーキで満腹

またアイスクリームがでっかい。

ミルクたっぷりでとても美味しい。

コーヒーまで楽しんでいると8時半となった。


二時間もかけてゆっくりと食事したのは久しぶり。

もう一度風呂に入って地酒を一杯飲んでぐっすりと眠る。




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