− 嬉しい出会いの大川山 −
今日は久しぶりに剣山に登ろうかと高速に乗る。
しかし、脇町の手前あたりから粉雪がちらつきだした。
美馬インター手前から見ると剣山系の山々は真っ白。
ちょっと雪が多すぎる感じ。
昼からは寒気が降りてくるとの予報だし急遽剣山は中止。
三頭トンネルを越えて大川山に行くことにする。
トンネルを越えて下っていくと渋滞している。
なんと大型トラックが橋の欄干に乗り上げて道をふさいでいる。
車軸も折れて転がっている。
大型クレーンが片付けてくれたので、やっと通れるようになる。
琴南の公民館に停車して出発。
9時17分出発
キャンプ場への車道を上っていく。
おニューの強力スパイク付き長靴のスパイクがすり減りそうでゆっくりと歩く。
変な実が一杯付いた樹は桐の木か?
桐の実の鳴りいでにけり冬構 芝 不器男
桐の実は弾ける時に音がするそうだが、こんなにもたくさん実が弾けたらすごい音がしたのかも?
車道を離れ「だいせん道」に入っていく。
三十丁の丁石がある。
神社まで後3.3キロくらいかな?
仁王門には大川大権現の石灯籠。
大川神社は昔は大川大権現だったことが解る。
仁王門には仁王さんに代わって神様の像が祀ってある。
私達は「疾風~」と呼んでいる。
また車道に出て「大山道」に入る。
二十一丁の丁石
この登山道は何度も車道を横切る。
だんだんと雪が多くなってきたところで男性が追いついてきてあっという間に追い抜いていった。
雪が深くなり歩きが楽しくなってくる。
十丁の丁石
普段は嫌なえぐれた階段道も快適。
杉の植林帯を登るようになると六丁の丁石
急な階段を上りきると車道に出る。
なんとそこには先程の男性とヤマモモさんご夫妻。
ヤマモモさんとは昔、大滝山や大高見峰でお会いしたことがあるらしい。
高松に住んでいた頃だからもう7年以上前になる。
覚えてくれていてありがとうございます。
先程の男性も一緒に記念撮影。
しばし長靴などの話が弾むが寒くなったので出発。
ヤマモモさんご夫妻は車のチェーンを付けてから登るというのでお先に失礼する。
三丁の丁石
最後の坂は急だ。
昨日までの足跡は新雪で消えてしまっている。
風紋のきれいな雪原を登っていく。
少しばかり頑張ると大川神社に着く
境内には二等三角点と大川山山頂標識1043m
11時45分
大川神社にお詣り。
昔は冬でも宮司さんが居て火鉢で焼いたお餅やお酒などをごちそうしてくれたのだが..
先程の男性は此処で昼食らしい。
神社からキャンプ場への道を行くと膝まで埋まる。
バンガローも雪を被ってひっそりと佇んでいる。
管理棟に近づくと、ヤマガラがいつの間にか集まってくる。
登山者が久しぶりなのか、手やら肩やらに止まって食べ物をねだる。
なんとまあ可愛いこと
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