中蒜山 上蒜山 周回 2009/10/11 
里山倶楽部四国編
ちょっと中蒜山のつもりが〜

7時までぐっすりと眠る事が出来た。

なんと11時間も寝た事に!

食事は8時から。



手作りパンとスープが美味しい。

食後のコーヒーも最高。



徳島の池田の駅前の生まれだというご主人に見送られて出発。

ご主人は50年も前に槍や穂高を随分と歩かれたそうだ。



どんどん走って中蒜山登山口の塩釜ロッジに着く。

登山者用の駐車場には既に沢山の車が停まっていた。



9時37分登山開始



大きな葉の笹が茂る道を進む。



最初少し登って直ぐにダラダラと下り気味に進む。

ご夫婦が雨具を付けられている。



崩れた沢をいくつか越えて進む。

キバナアキギリが彩りを添えている。

小さな子供連れの女性がいたが荒れ沢を渡るのに子供が手こずっている。

大丈夫かな?



二合目までは水平道が続く。



三合目から木の根の露出した道となる。

もう下ってくる人が多い。



軽装のご夫婦が大勢登っているが、足下が滑る為難儀している。

日留(ひるが)神社標高800m到着

ミズナラのでっかいドングリが一杯



素晴らしいミズナラの緑



六合目からはかなり急になる。

笹がガサッ ガサッと音を立てる。

何か居るのかとドキッとする。

アチコチで音がするので見ているとなんと大きなドングリが降ってくる音だった。



八合目の付近はかなり滑りやすい。

下りは嫌だなあ。

多くのご夫婦が休憩している。



八合目を過ぎて少し登るとやっと見晴らしがよい場所に出る。

リンドウが咲いていて気持ちが和む。



蒜山高原が一望



下蒜山への分岐を越えて進むとアキノキリンンソウ



ビッシリと赤い実のついた木は?



緩やかな稜線歩き。

ウメバチソウが数輪咲き残っていた。



右手には下蒜山の端正な姿。

避難小屋は豪雪に耐える為かシェルターの様だ。



11時11分中蒜山山頂到着。

5〜6名の登山者が休んでいる。



北には日本海。

風力発電の風車が目立つ。



眼下には蒜山高原。

少しガスがかかっているが素晴らしい眺望。



西側には上蒜山。

大山は隠れて見えない。

上蒜山の右肩にゴツゴツした山が見える。

烏ヶ山(からすがせん)かと思ったが登山者にお聞きすると矢筈ヶ山と甲ヶ山らしい。

烏ヶ山はもっと左で上蒜山に隠れているとか。

道の駅「風の家」で買った栗おこわの昼食。

大きな栗が美味しかった。

隣に座ったご夫婦はこれから上蒜山に行くと言う。

車は塩釜ロッジに止めてあるそうだが帰りの足は?

「バスがあるし、いざとなったらタクシーも」

下りた時に考えるという。

それなら私達も行ってみようか。

私達は下りが遅いので先に出発。

11時27分



少し引き返して避難小屋の横から下って行く。



上蒜山に向かって緩やかに下って行く。

オオヤマボクチかと思ったが、ツワブキの花の後かな?

若い青年二人連れが追い越していく。

軽やかに流れる様な足取り。

若いって良いなあ!



ヤマラッキョの花みっけ

日本海に向かって下って行く様な気分。



ルンルン気分で100m程下る。

イブキトラノオが所々に咲いている。



リンドウも綺麗に開花



サワフタギのブルーとナナカマドの赤い実が綺麗



登りになると岩場となり鎖がずっと設置されている。

標高差200mの登り



キツイ岩場を汗びっしょりになり登り切り、振り返ると中蒜山の向こうに下蒜山

ツルリンドウの赤い実が可愛い



団体が賑やかに下りてきた。

左に見晴らしの良い「槍が峰」1030mの肩が見える。



12時15分分岐に到着。



上蒜山三角点へは笹が深い。

団体さんが下山した後の三角点到着。眺望はない。

12時24分



直ぐに引き返して下山

眺めの良い稜線歩き。

ヤマラッキョの花が沢山咲いていた。



西を見やると大山。

しかし頂上付近は雲が被さっている。

今日も頂上は眺望はないかも。



ナナカマドの実と中蒜山、下蒜山

ミヤマママコナが咲いていた。



「槍が峰」1030mに到着。

上蒜山山頂は眺望がない為此処で昼食を食べる人が多い。

リンドウが咲き乱れている。

こんなに見事に開花しているのは珍しい。




沢山の秋の花が咲いている。

赤い実はガマズミかな?



センブリは今年始めての出合い。



またまたリンドウ



ワレモコウはもう終わり



ぐんぐん下り植林帯まで来ると子供連れやお年寄りが大勢登ってくる。

13時47分上蒜山登山口着。



タクシーの看板が沢山あるが地図を見ると歩いても行けそう。

牧場の中を進む。



マユミの実が綺麗



ゲンノショウコやミゾソバがビッシリ咲いている。



キケマンの様だが何で今頃??

群生していた。

舗装路をぐんぐん下って行く。



カンボクの赤い実がビッシリ

別荘で冬の準備しているご夫婦に道を聞く。

塩釜まで後6qくらい。

コーヒーでも飲んで休んで行ったらとご親切にお誘いいただくが、今座るとそのまま歩けなくなりそう。

辞退して先を急ぐ。



広大なダイコン畑は収穫が終わり蕎麦の花が満開。

自転車道に突き当たり左へと自転車道を進む。



のんびりと自転車で走りすぎる人達が多い。

蒜山ジャージーランドは車で一杯。



明日はこの自転車道でウォークフェステバルがあるそうだ。



蕎麦畑の向こうに先程歩いた中蒜山から上蒜山の稜線。



塩釜への分岐の手前でストックを持った二人の女性に会う。

なんと彼女らは上蒜山から下蒜山に縦走してそのまま歩いて上蒜山登山口まで行くそうだ。

下蒜山の登山口から此処まで1.5時間程掛かったそうだ。

驚き。

私達は15時41分塩釜に着く。

約二時間の舗装路歩きだった。

後は何カ所か渋滞にあったが19時30分頃自宅到着。

今回は急な計画だったが十分に大山と蒜山の山歩きを楽しむ事が出来た。

次は雪の時期にも歩いてみたいな。


里山倶楽部四国編
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