秋の里山  下蒜山 〜 中蒜山 周回    2011/9/24
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− 縦走か周回か それが問題だ −

夕べは9時過ぎに熟睡

早く目が覚めたが、朝食は8時

リゾート地のペンションはだいたい朝食がゆっくりしている。



焦っても仕方がない。

朝食を楽しむ。

ナシやブドウのデザートが美味しい。



犬挟(いぬばさり)峠に9時20分着

既に車が一杯。

準備をしている間にも続々と車が到着。




若者達の団体が出発するのを待って私たちも出発

9時40分



ドロドロの道を抜けると突然急坂となる。

三合目 10時6分



なぜか登山道が濡れていて時々鎖をつかんで登る。

ヤマハッカかサンインヒキオコシか?



5合目に来ると視界が開ける



振り返って山並みを眺める



マツムシソウが群生している

タカネマツムシソウかも知れないが色が淡いのでマツムシソウだろう。



ススキの向こうに下蒜山山頂



咲いたばかりのようでとても綺麗だ。



素晴らしい秋晴れで気持ちがよい



オミナエシかな?





雲居平に着くとなだらかな道となる。



先に出発した若者達が休憩している。

「若いと自負していたがバテバテだ」と言っている。



マツムシソウが咲き乱れる中を歩いて行く。



リンドウも天気がよいので綺麗に開いている。



マツムシソウにヒョウモンチョウ



若者達と一緒に登っていく

キバナアキギリが咲いている。



イヌタデが咲き始めている



ツリガネニンジンが所々に咲いている。



ヤマハッカ?



鳥取の海が綺麗に見える。

正面は北条砂丘のあたりか?

鳥取砂丘はずっと右の方かな?



沢山の風車が見える。



今頃フウロが咲いている。

ハクサンフウロかな?



タムラソウが優しい花を咲かせている。



もう少しで頂上と思ったが、急坂となる。

家内の足が止まる。

風邪気味で辛いと言う。

ワレモコウを見ながら休憩。



振り返ると雲居平が柔らかな曲線を描いている。



太陽に照らされてすすぎが綺麗だ



頂上に着いたかと思ったが九合目

一踏ん張りで頂上に着く

11時32分

1時間52分掛かった。



目の前に左から中蒜山、上蒜山そして右奥に大山



下蒜山1100m

記念撮影している間にもどんどん登山者がやってくる。



大山を見ながらコーヒータイム



このまま引き返すのかと思ったが、家内は中蒜山に向かって下っていく。



イブキトラノオかな



どんどん下っていく



なだらかな縦走路が見える。



標高差300mも下り鞍部に着いたかと思ったら、まだもう一息下る。



下蒜山から1時間

鞍部の標識

フングリ乢 なんと読むのだろうか?

調べてみました。

フングリ乢(たわ)とは、その昔、巨人が蒜山をまたぐ時

フングリ(睾丸)を引っかけたという伝説のコルだそうです。

岡山や兵庫には「うんたわ)」「声ケ(こえがたわ)」「宇のたわ)」

「女乢(おんなだわ)」「鳥居ヶ(とりいがたわ」「野土路乢(のどろだわ)」

「蛇ノ目乢(へびのめたわ)」「蛇ヶ乢 (おろがたわ)」等の曰くありげなタワが数多くある。



鞍部から蒜山高原を眺める。



鞍部から登り返していく。

ヤマジノホトトギスが数輪咲いていた。



リンドウも多い



冷泉からの道に交わるとすぐにウメバチソウが咲いていた。

昨年も同じ所に咲いていた。

3センチ以上もある大きな花がとても目立つ



仮雄しべが髪飾りのようで綺麗だ



振り返ると下蒜山



中蒜山に13時48分着

下蒜山から二時間ちょうど掛かっている。



上蒜山方向を眺めるが大山は上蒜山に隠れて見えない

見えているのは矢筈ヶ山と甲ヶ山



中蒜山頂上は広くて大勢が休憩している。



蒜山高原を眺めながら昼食

東西20`、南北10`の広大な蒜山高原は、約50万年前から1万年前まで、

古蒜山原湖と呼ばれる広大な淡水湖であった。

高原一帯の地下には厚さ15bもの珪藻土(植物プランクトンの桂藻類の遺骸が堆積した地層)が

堆積しているそうだ。



さあ、ずいぶんとのんびりしたので下山開始



下蒜山分岐からは急降下



急坂の上とても滑りやすい

注意しながら下るが、家内は膝が曲がらないのでかなり苦労している。



六合目に着くと傾斜がなだらかになる。

五合目には(日留神社)が祀ってある。



2時間も掛かって塩釜冷泉登山口に16時13分着



タクシー(犬挟峠まで2200円ちなみに上蒜山登山口までは2100円)を呼ぼうかと家内に相談するが却下。

タクシーで帰ったら周回ではなくて縦走だと言う。

二年前は中蒜山から上蒜山まで周回してここまで歩いて帰ってきた。

ここから犬伏峠まで歩いて帰ると三山周回が完成すると言う。

まずはソフトクリームで元気を取り戻す。

16時24分出発。



サイクリングロードまで下っていく

今日、明日は倶楽部ツーリズムのウォーキング大会があるようだ。



オートキャンプ場の向こうに今日歩いた下蒜山と中蒜山



黙々と歩くが足が痛くなる。



1時間20分も歩いてやっと犬挟峠への分岐



分岐からは登りとなる。

ひたすら登っていく。

真っ暗となって18時18分犬挟峠に着く

ここから倉吉までは20qらしい

車道歩きは一度も休まずに6.8qを1時間54分掛かった。

温泉に入ろうかと思ったが疲れすぎて立ち寄る気がしない。

ひたすら3時間車を飛ばし自宅へと帰る。

風呂に入って冷酒を飲んでぐっすりと寝る。

三年越しで蒜山三山を周回することが出来た。

大満足。





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