岩倉山 2009/09/27 
里山倶楽部四国編
四季美谷温泉山と花と温泉ツアー

− 木沢の静かな山に、元気な声がこだまする 勘場谷 大久保山 岩倉山は実りの秋 −

今日は四季美谷温泉のツアーに参加し勘場峠から岩倉山へと歩く予定。

6時に出発して土須峠に向かうと見覚えのあるZ。後を付いて行くとKちゃんのジムニーが止まっている。

道端の花を観察しているみたい。

Kちゃんはとても花好きのお嬢さん。



道端に咲いていたアケボノソウとシラネセンキュウ



7時半過ぎには四季美谷温泉に着く。

ホンダZのご夫婦からHP見ていますよと声をかけられる。

ゆっくりしてからバスで出発。

勘場橋を越えて横井林業の林道を進んでいく。

崩壊地は綺麗に復旧されていた。

作業小屋の広場に駐車。

いつもの様に準備体操。

今日は若い女性が三人参加。



9時37分出発。

ヤマ梨やヤマブドウが沢山なっている。

秋の恵みを楽しみながら林道を進む。

直ぐに分岐に着くが、右へと林道を進むのかと思ったら山の中に入っていく。



急な斜面を登っていく。林道を何回か串刺しにする。



林道は綺麗に整備されているので車でも十分に此処まで入って行けそうだ。



ツタウルシが色づいている。

林道の広くなったところで休憩。



右に登山道の標識と赤テープがある。

此処から権田山に登るのだろうか?

もう少し進んでテープが沢山着いているところから左へと下りていく。



涸れた沢を渡ると素敵な広場になる。

一面にトチの実が落ちている。

殆ど割れていて実がない。

鹿や猿が食べたのだろうか。



やっと実の入っているシイの実発見。

栗の実みたい。



素晴らしい大トチの木



また涸れ沢を渡る。



素晴らしい大樹の森をのんびりと進む。

今日は、前回の平家平と違ってのんびりと秋の山を楽しむ事が出来る。



少し急になった道をゆっくりと登って行く。



ガスがでてきて神秘的な雰囲気。

目の前が少し明るくなると峠に着いた。



10時44分

峠には何の標識もない。

ハリギリの大木が目印。

峠を右に行くと権田山や勘場山に行く事が出来る。



しばらく静かな峠の雰囲気を楽しむ。



左へと大久保山に向かう。

かなりな急坂。



わっせわっせと登ると直ぐに傾斜は緩やかになる。



またしばらく登って尾根にでる。



シロヤシオの大木が多い。

春には見事な花を咲かせる事だろう。



ピークに標識杭が放置されている。

此処から東へと曲がると平家平。

かなりな下り坂で藪道



開けたところに来ると三角点がある。

こんな所にキティの勘場山標識がある。

勘場山頂上は此処とは違う。しかしこの山域全体を勘場山とも呼ぶそうだ。。

点の記で調べるとこの三角点は点名「勘場」

点名 勘場 
冠字選点番号 K阿 15 
種別等級 四等三角点
成果状態 正常 
地形図 剣山−北川 
測地系 世界測地系 
緯度 33°49′46.5189 
経度 134°10′05.5269 
標高 1511.23 m

キティは山頂だけではなくて三角点に標識を付けるのを好む。

つまりこの標識はキティの三角点標識なんだ。

しかし紛らわしいなあ。

ちなみに地図上で勘場山とされているピークの三角点名は「綱付山」

点名 綱付山 
冠字選点番号 衣 34 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 剣山−北川 
測地系 世界測地系 
緯度 33°49′00.5902 
経度 134°10′20.6678 
標高 1633.82 m



目の前に平家平。

しかし霞んでいる。

此処から平家平までの従走路は厳しくて遠そうだ。

前方に大久保山の山頂 1563mが目の前



木々が色付き始めている。



突然笹が深くなる。

急坂を下ってまた登る。



みんな必死に笹を漕いでいく。



大久保山は小さなピークがあるがなんにも標識はなくて小さな赤い杭があるだけ。

いつの間にか通り過ぎて緩やかに下って行く。

急な下りがあって緩やかな道となる。



突然広い尾根となりキノコを探しながら進む。



ミズナラの大木がある度にマイタケを探すが見つからない。



これは毒キノコ



色付き始めた木々が美しい。



斜面が伐採されていて、樫戸丸の向こうに高城山がそびえているのがよく見える。

ガスがひいてきたみたいだ。



随分と寄り道をして、12時6分岩倉山1509m到着。

地下足袋王子は若い二人を撮影中



点名 岩倉 
冠字選点番号 衣 45 
種別等級 三等三角点

地形図 剣山−北川 
測地系 世界測地系 
緯度 33°50′08.0233 
経度 134°09′26.2022 
標高 1509.03 m

私達も三角点の前で記念撮影。

キティ標識には「熊の生息地」と書かれている。



目の前には一の森方向の山が見える。



こんもりとした林の中に切り開かれた山頂でゆっくりと昼食。




しばらくゆっくりと過ごす。



偵察に言ったOさん達が天然檜の大樹があると帰ってきた。

みんなで見に行く。

立派で若々しい檜の大樹は幹周り4mもあった。



みんなで記念撮影。



13時16分下山開始。

少し引き返して勘場林道の赤いテープから勘場谷に向けて急降下。



道らしい道はないが何となく踏み跡がある。



漢方薬になる珍しいキノコ

「コウフクキノコ」???



急坂を下りきると杉の伐採地となり林道にでる。

また林道をショートカットして下りていく。



勘場谷の堰堤にでると水場にアマゴが沢山泳いでいる。



出発地の林道に14時3分着。

四季美谷温泉でのんびり疲れを癒し帰宅。



秋の山のおみやげ。

山の梨はほのかな甘さで美味しかった。

たまには今日の様なゆったりツアーも良いなあ〜

里山倶楽部四国編
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