秋の里山 伊予富士  2010/10/2
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− 伊予富士 アサマリンドウが満開 −

今日は昼から天気が悪くなる予報

近くの山でも軽く歩こうかなと思っていたが、家内が伊予富士のアサマリンドウを見たいという。

こりゃ大変だ。

天気が悪くなる前に登る為には、早起きしなくっちゃ!

5時過ぎに起きようとしたら、なんと右足が攣った。こむらかえりだ。

久しぶりだがビタミンE不足だろうか?

家内から、飲み過ぎだとの指摘あり..

かなり酷くてしばらくマッサージしていたら出発が遅くなった。

6時に出発して、ひたすら走り8時30分に寒風茶屋駐車場着。



駐車場には1台停まっているだけでガランとしている。

この時期にこんなに空いているのは初めて。

8時38分出発



アキチョウジが群生している

白い花はヤマシロギクかな?



登り始めはかなりザレていたが、ステンレスの梯子などで登りやすくなっている。

以前、躓いて手を怪我した鋭い石は取り払われている。

気温は随分と低くなっているはずなのに汗が噴き出る。

登り始めるとすぐにアサマリンドウが開花。

家内は大喜び。



この花はなーに?



単独の男性が急ぎ足で追い抜いていった。

アキチョウジがあちこちで咲いている。



淡いコバルトブルーのソフトクリームの様な花。

咲いたばかりで初々しい。



ザレ場が見えてくると傾斜は緩くなる。

ヤマシロギク(シロヨメナ)が多くなる。



次から次とアサマリンドウが咲き乱れている。



可愛い赤い実も

アサマリンドウの花の内部もまた美味しそう。



視界が開けて寒風山の厳つい姿が見えてくる。



アキノキリンソウが花を咲かせたばかりの様で鮮やか



9時26分桑瀬峠着

誰もいない静かな峠。



先程まで青空だったのに雲が沸いてきた。



伊予富士に向かって緩やかな稜線を上っていく。



西条の町が霞んで見える。



冬には霧氷の綺麗な樹間のステンの梯子を登る。



花弁が反ったアサマリンドウは少ない。

やっと一輪見つける。



振り返ると寒風山の向こうに笹ヶ峰とチチ山

冠山はガスの中に隠れようとしている。



小さなピークの鞍部を越えるところにはヤマハッカの花が残っていた。

何時もなら伊予富士の屏風の様な姿を見ることが出来るのだが、ガスが出てきた。



鞍部の分岐通過

稜線でもアサマリンドウが咲き誇る。



フウロの紅葉とホソバヤママハハコの花



今年のアサマリンドウは当たり年かな?

一面に咲いている。



一旦下ってまた分岐通過

男女4人のパーティーがもう降りて来た。

はやいなあ。

駐車場にあった一台の車の方達かな。



ツルリンドウの実が赤く熟れている

山頂直下の登りにさしかかる。



ひたすら踏ん張って登るが岩がガスで濡れて滑る。



10時41分伊予富士山頂着。

登山口から丁度二時間位

石鎚山方向も濃いガスの中何も見えない。

時間は早いが昼食にする。



食後の温かいコーヒーを楽しんで下山開始。

少し雨も降り出した。



きつい下りの最中にもアサマリンドウが咲いていて、踏まないで降りるのに苦労する。



ガスの中若いカップルが登って来た。

今頃ニガナの花が咲いている。



続いて4人パーティもやってきた。

ツルリンドウの実が一杯



ヤマハッカの花などを見て桑瀬峠に帰ってくる。

若い男性が一人休憩中。

ゆっくりとコーヒーブレイクをして下山



矮小化したヤマジノホトトギス?

朝追い抜いていった男性がまた追い抜いていった。

ヤマシロギクの様だが花弁が細い?



ロープの付けられた滑りやすい箇所を過ぎると駐車場。

伊予富士では二組しか登ってこなかったのに車は多くなっている。

やはり寒風山が人気があるのかな?

笹ヶ峰への縦走とか裏寒峰とかバリエーションがあるからなあ..



久しぶりに寒風茶屋が開いている。

13時4分着



元気なお姉さんに聞くと今日から開店で11月の連休頃まで開ける予定だとか。

美味しそうなおまんじゅうとマッタケご飯を購入。

おばあちゃんが皆さんドンドン来てくださいと言っていた。

帰ってマッタケご飯を戴いたがこれが絶品。

大満足。

勿論、高知名物ぼうしパンも。



天気が悪く眺望はなかったが、期待のアサマリンドウに沢山逢えて家内も大満足。

いよいよ秋の山の季節になる。

紅葉の追っかけが始まるなあ。




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