- 天気はパットしないが素晴らしい紅葉に出会った -
今日は天気がもう一つの予報
近くの中津峰でも歩こうかと思っていたら家内が寒風山に行こうと言い出した。
寒風山のブナの黄葉が見たいという。
ブナの黄葉にはまだ少し早いような気もするが色付き始めたブナも美しい。・
5時30分家を出発。
脇町から高速経由で寒風茶屋の登山口に向かう。
8時丁度登山口着。
天狗塚に行くのと殆ど同じ時間で着いた。
登山準備をしているとご夫婦からお声掛けいただく。
なんと天狗塚でよくお会いするてんきちさんだった。
奥様とは初めてお会いする。
8時10分一緒に登山開始
登りはじめは何時も厳しい
てんきちさん達は若いのでペースが上がるのが早い。
ドンドン行ってしまって可成り離されてしまう。
シロヨメナが少し咲いている。
急登が終わり緩やかな道となると木々が色付き始める
家内のペースが上がりてんきちさん達の姿が見えてきた。
アサマリンドウは沢山咲いているが日が差していないので花が開いていない。
花ももう盛りを過ぎている。
ペースの速い人達に4人ほど追い越される
曇り空だが冠山が正面にクッキリと見えている。
大勢が休憩している桑瀬峠着
8時54分
伊予富士の斜面も紅く染まっている
寒風山の予定だったが、伊予富士に変更しようかと家内が言う。
寒風山に向かって団体がドンドン出発していく。
てんきちさんから今のグループに豪華な山食で有名なゆ~ちゃんさん達が居たよと聞く。
豪華な山食に興味津々。
家内を説得して、てんきちさんご夫婦と一緒に寒風山に向かう。
振り返ると伊予富士の紅葉が綺麗だが、曇り空なので今ひとつ色がさえない。
少し高度が上がるとブナの葉がが茶色になっている
寒風山の大岩の下の斜面は真っ赤
裏寒風へ下りるところの岩のテラスに何人か登っている。
写真撮影中のゆ~ちゃんさん達をパスさせていただく。
冬には霧氷の綺麗なブナの尾根を行くと丁度ブナが色付き始めていて綺麗だ。
ブナやカエデの黄葉に酔いしれる。
親子連れが軽やかに追い抜いていく
一番目の梯子を登る
梯子から伊予富士を眺めるがやはり色がもう一つ
梯子の上は真っ赤なモミジの紅葉
ゆ~ちゃんさん達もやって来た
真っ赤なドウダンツツジの向こうに冠山
振り返ると今潜ってきたモミジが綺麗だ
3つめの梯子を登りきると今度は下り
雪か積もると危険なトラバースを過ぎるとハッと息をのむようなモミジの紅葉を見ることが出来る。
先程の親子も見入っている
日が差していないのでブナの黄葉が茶色にくすんで見える。
でもとても良い雰囲気。
樹林帯を抜けてトラバース道に来るとシコクフウロが咲き残っている
頂上が見えてきた。
裏寒風への分岐を回り込むと目の前に雲海に浮かぶ高縄山系の山々
眼下には燧灘と小松の町
8人ほどの先着者が休憩している寒風山山頂に9時56分着。
笹が茂っていて頂上が狭く感じる
伊予富士を眺めているとゆ~ちゃんさん達が到着。
ゆ~ちゃんさん達にご挨拶
豪華な山食は笹ヶ峰に縦走してからとの話を聞いて私達も笹ヶ峰に行きたくなる。
てんきちさんご夫妻もお誘いして笹ヶ峰に向けて出発。
10時8分
寒風山から鞍部への下りはキツイ
写真を写す余裕もなくドンドン下る
カエデの紅葉が素晴らしい
振り返ると寒風山の西斜面も真っ赤に染まっている
途中少しアラレが降ってきたので驚くが直ぐ止んだ。
30分も歩いて、やっと水平なところに来て真ん中くらいかと思ったら笹ヶ峰まで50分の看板
笹ヶ峰の頂上は直ぐ近くに見えるのに実際はまだ遠いようだ。
振り返ると今まで歩いてきた寒風山からの稜線が美しい錦絵のようだ。
左へと巻くと霧氷が綺麗なトラバースを一旦下る
此処でも真っ赤なモミジ
足場の悪い道を上り返すと笹原になりあと25分の看板
ホソバノヤマハハコが沢山ドライフラワーになっている
ツツジも赤く紅葉している
振り返ると石鎚山が瓶が森の向こうに顔を出している。
可なり痛んで歩きにくい
私達を追い越していった人達がもう引き返してくる。
足に絡む笹が少なくなると丸山荘からの登山道と交わる
一登りで笹ヶ峰山頂に着く
11時40分
寒風山から1時間半ほどかかった
頂上では10人ほどが食事中。
意外と登山者は少ない。
石鉄蔵王大権現と不動明王にお参り
大権現の祠を誰かこじ開けようとしたのか扉が何カ所か壊れている
ゆ~ちゃんさん達も到着
石鎚山方向と寒風山、伊予富士方向
高縄山系方向は益々雲が多くなっている
到着した皆さんは賑やかに記念撮影中
てんきちさんご夫婦もやって来た。
遅いと思っていたら途中でお握りを食べていたとか。
そう言えばお腹がすいた。
これが噂の豪華な山食
それにしても牛肉がたっぷりでよだれが出そう。
私達はすき焼きの匂いをおかずにコンビニの焼きアジ弁当290円
私達は下りが苦手なので皆さんにご挨拶してお先に下山開始
12時9分
それにしても急坂だ。
前回は4回も転倒したので慎重に下っていると、はやくもてんきちさんご夫婦が下りてきた。
下から急登を上がってくる人達が居る。
急なので休み休み登っている。
その後からものすごい勢いで登ってくる青い帽子の男性
クローズアップすると青い点が見えるでしょう?
なんとエントツ山さんだった。
久しぶりの再会を喜んでいる間もなく頂上に向かった。
てんきちさんも驚いている。
てんきちさんはエントツ山さんの大学の後輩らしい。
笹原から樹林帯に入ると少し傾斜が緩くなる。
ダケカンバの若木が黄葉して良い雰囲気。
素晴らしいブナの林に入る
手を大きく広げたような姿が美しい。
色付き始めたブナの古木に気を奪われながら一生懸命下って行く。
後で声がしたと思ったら、もうエントツ山さんが下りてきた。
ゆ~ちゃんさんのすき焼きうどんのお誘いも断ったらしい。
暫くみんなで楽しく話をしながら下って行く
皆さんは余裕だが私は必死で降りて行く。
途中夕べのNHKスペシャルの話題で盛り上がる。
なにしろ富山湾から6時間で剱岳頂上に登って駿河湾まで横断するとは驚きだ。
精一杯急いだが、1時間43分ほどもかかってやっと林道に着く。
やはり下りは苦手だ。
13時52分着
ここからエントツ山さんのラッシュに乗せていただいて登山口へ。
おかげで1時間あまりの単調な林道歩きをせずにすんだ。
どうもありがとうございました。
帰りに西条を通ると明日の祭りの準備だろうか、だんじりが数台並べられていた。
いつもは徳島の山で静かな山歩きを楽しんでいるが寒風山では大勢の山中間と楽しい時間を過ごすことが出来た。
てんきちさん奥様、今日は長時間おつきあいいただきありがとうございました。
また何処かの山でご一緒したいですね。
里山倶楽部四国
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