－ 剣山 次郎笈 紅葉真っ盛り －
石鎚山の紅葉便りがネット上を賑わせている。
そうなれば徳島の剣山の紅葉もきっと素晴らしく色づいていることだろう。
 
6時頃家を出てひたすら走る。
やはり季節が良いので沢山の車が停まっている。
8時過ぎに出発。
三嶺は雲の中
 
登山口の気温は7度
モミジやリョウブが色付き始めている。
苔むしたブナの倒木にモミジの落ち葉がカラフル
 
所々でササが枯れている。
よく言われている鹿の食害ではなくて病気らしく枯れたササが黒く変色している。
 
枯れていたのは一部だけで元気なササが茂っている。
トゲアザミも咲き始めている。
 
リンドウも花を開き始めていた
車が多かったので賑わっているかと思っていたが人一人いない西島駅に到着。
もう既に先に進んでいるのかな？
周りはガスで何も見えない。
刀掛けコースを登ることにする。
早くも叔父さんが降りて来て、頂上はガスで何も見えなかったと言っていた。
所がしばらく登って振り返ると、ガスがスッと晴れて雲海が現れた。
雲海に三嶺、塔の丸そして矢筈山系が浮かんでいる。
次郎笈も姿を現した。
 
丸笹山もうっすら見えだした。
雲海に航空母艦の様に浮かぶ三嶺。
 
刀掛けの松にも誰もいない。
周りのカエデの紅葉が素晴らしい。
紅葉の向こうに丸笹山から赤帽子山への稜線が姿を現した。
この頃ＲＥＩＫＯさんが赤帽子山を目指して登っていたらしい。
マユミの木にピンクの実がビッシリ。
花は地味なのに実は華やか。
矢筈山もクッキリと顔を出した。
高城山や高丸山方向は滝雲が流れている。
カエデの落ち葉を踏みながら登って行く。
すっかりガスが引いて、紅葉の向こうに三嶺が浮かぶ。
素晴らしい景色に何枚もシャッターを押す。
 
山頂近くの紅葉とシコクフウロの咲き残り。
高城山は相変わらず滝雲に飲み込まれている。
 
剱山本宮神社は開いていた。
山頂ヒュッテ前から丸笹山
先日登った八面山を探したが雲の中。
 
久しぶりに新居さんに会った。
ＴＶではよくお会いしているのだけれど．．
三代目もお元気の様だ。
 
ヒュッテの温度計は4度
寒くはなくて丁度気持ちが良い。
 
山頂にも登山者はいない。
静かな山頂で景色を楽しむ。
すっかり雲海も消えて三嶺、塔の丸そして矢筈山が見事に姿を現している。
三嶺の右奥には石鎚山系
 
山頂標識で記念撮影して次郎笈に向かう。
 
大岩の横に素＊鳴大神の標識が立っていた。
次郎笈方面から半袖の男性が登って来た。
 
次郎笈方面から次々と登山者がやってくる。
先に次郎笈に登る人が多い様だ。
モミジの紅葉の向こうに三嶺
途中で大阪からの大勢のパーティとすれ違う。
朝5時から登り始めて剣山、次郎笈そして下山してから食事その後温泉に入って帰宅と忙しいツアー。
見下ろすと刀掛けの松にも次々と登山者が登って来ている。
 
次郎笈山頂到着。
頂上には二組の登山者だけ。
しばらくすると元気に若い二人が登って来た。
楽しそう。
ドウダンツツジの向こうに三嶺
奥の岩場で剣山を見ながら昼食。
 
登山者が次々と登ってくるので早めに下山。
丸石分岐方向へと急坂を下る。
天気が良くなってリンドウが元気に花を開きだした。
見下ろすと崩落現場はまだ工事中。
次郎笈南面の紅葉は見事。
リンドウの青色がよく目立つ
真っ赤なモミジの向こうに三嶺への縦走路。
色とりどりのモミジの紅葉。
素晴らしいグランデーション
ドウダンツツジも赤く紅葉して実がなっている。
丸石分岐方向へ行って座り込んでコーヒータイム。
名残惜しいが帰ることにする。
ナナカマドの向こうに剣山。
毎年綺麗に紅葉するモミジの向こうに剣山
水場に来ると狂い咲きのフモトスミレ
 
ツルリンドウにも赤い実
賑やかな声がするのでふと見るとなんとＫ美ちゃんがいる。
今日は家族と紅葉狩りとのこと。
分岐から遊歩道を進むと見事な紅葉と次郎笈。
雪が降ると凍るところの紅葉は素晴らしい。
ガレ場もモミジのトンネル
コマユミにビッシリと実がなりピンクの花が咲いている様に見える。
二度見の展望所から次郎笈。
剣山西面の紅葉も素晴らしい。
白骨樹と紅葉
御塔石と紅葉
御塔石下のマユミの古木もピンクの花盛り
 
色々な花が幹の苔に咲くことで有名なブナの倒木が切り倒されていた。
 
西島に帰ってきた。
ウラナミシジミがバライチゴの花で蜜を吸っている。
もうこれからは咲く花も少なくなるのにどうするのだろうか？
剣山山頂を振り返り遊歩道を下る。
ブナももうすぐ紅葉するみたい。
駐車場はまだ満車状態でバスも沢山停まっている。
帰りに大桜温泉でまったり
私達が帰って直ぐにＲＥＩＫＯさんも大桜温泉に来た様だ。
もう少しゆっくりしていればお会い出来たのに残念だ。
今日は、剣山次郎笈の紅葉を心ゆくまで楽しむことが出来た。
これから紅葉が段々と里山に下りてくる。
里山歩きも楽しくなるだろう。
里山倶楽部四国編
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