冬の里山  剣山 次郎笈 霧氷     2011/12/04
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12月となって、急に寒くなった。

昨日は、天気が悪いとの予報だったので、中古車センターを見て回った。

この季節、4駆は品薄だ。

昨夜は強風と雨だったが今日は昼から晴れるという。

もしかしたら霧氷を見る事が出来るかもしれない。



コリトリから見ノ越に向かうと、剣山山頂はガスで覆われているがガスの間から真っ白な雪が見える。

長年工事を続けている砂防ダムはまた土砂で埋め尽くされている。



7時50分見ノ越着

すでに数台の車が停まっている

此処まで全く雪や凍っているところは無かった

三嶺の頂上付近には深い雲がかかっている



登山口の気温はマイナス1度



大きな声がして若者3人がもう下りてきた。

頂上は寒くて何も見えなかったと言っていたが、それでも楽しそうに下りていった。



西島に近づくと雪が増えてきた。



鹿などの野生動物の足跡が一杯



夕べの雨がお山では雪だったようだ



西島駅に着くがガスで何も見えない



weather newsのレーダードームが設置されていた



西島からは雪が多くなる

リョウブの枯れた実にも雪



ナナカマドが雪を身につけて着飾っているように見える。



ウラジロモミがお菓子のようだ

刀掛けの松の祠も凍っている



冨士の池分岐の手前の怖いトラバースも今は快適な道



剱山本宮もまだ雪は少ない



頂上ヒュッテでは-4度



強風が容赦なく吹き付ける

ロープにはエビの尻尾が出来ている



エビの尻尾は堅くて氷のようだ

剣山頂上9時34分着

気が遠くなるほど寒い。

頂上には誰もいない



ガスで何も見えないがジロウキュウに向かって下る。

先行者がいるようだが、標識の行き先表示を確認するように雪が払われている。

初めてだとするとガスの中でジロウキュウに向かうのは,,



依然ジロウキュウは全く見えない

水場分岐でも戸惑った跡がある。

なんと足跡は右のトレバース道へ向かっている。

こんな日に丸石方向へ向かったのか?

まさか三嶺まで縦走するつもりでは?



ジロウキュウへは誰の足跡も付いていない

霧氷が多くなる。



ナナカマドに素晴らしい霧氷が付いていた



霧氷が重くて?折れた枝

10センチ以上に成長している

突然青空が広がった



偽ピークに来るが三嶺は見えない



コメツツジやドウダンツツジの霧氷に日が差して美しい



雲が激しく流れている

海南の海が輝いている



10時36分ジロウキュウ頂上着

時たま青空が広がる

しかし、剣山はガスから顔を出さない

ツツジの霧氷の陰で風をしのいで昼食

今日は、カップはるさめを持ってきた。

昨日購入した魔法瓶のまだ熱いお湯を入れて3分。

おにぎりと一緒に食べる熱いカップはるさめはとても美味しい。



突然ガスが流れて一の森が顔を出した。

まるでグレートサミットの画面を見ているみたい

大感激




寒さに震えながら剣山が顔を出すのを待つ

一瞬剣山が見えて歓声を上げる



その内一気にガスが流れて消え去った

目の前に真っ白に輝く剣山の堂々とした姿

先ほどまでのガスが嘘のようだ



西を見ると三嶺も雲の間から顔を出した。



十分に楽しんだので下山開始

三嶺が目の前に美しい姿を現す



わんこを二匹連れた男性が登ってきた

素晴らしい景色に感激をしている



やはり霧氷は青空に似合う



目の前に三嶺から西熊そして天狗塚への縦走路がくっきりと見えている

こんなにくっきりと見えるのは珍しい



24倍ズームで写すと三嶺の避難小屋やトイレまでがくっきりと写っている



トラバース道を西島に向かう



冬になると通れないトラバース道は霧氷が素晴らしい



気温が上がって霧氷がバラバラと落ちてくる

頭に当たると痛い位だ



青空と霧氷

こんな素晴らしい景色をこんなに簡単に楽しむことが出来るなんて

剣山はやはり魅力が一杯だ



二度見展望所からジロウキュウ



水場のあたりはまるで雪が深い



御塔石が青空にそびえている

この辺はまるで信州の高原を歩いているような雰囲気



ナナカマドと?の赤い実



西島駅に帰ってきた

今日は寒い中我慢して待ったおかげで素晴らしい霧氷と白銀の剣山や三嶺を楽しむことが出来た。

それにしても雪の時は登山客が少ない。

こんなに簡単で安全に素晴らしい景色を楽しむことが出来るのに



登山口では3度に気温が上がっていた

13時38分着



駐車場は車が増えていた

今頃素晴らしい景色を堪能していることだろう



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