冬の里山  剣山  雪景色   2012/01/22
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− ぽかぽか陽気の剣山 素晴らしい眺望に恵まれました −

昨日は、気温が高い上に一日中雨だった。

低山の雪はすっかり融けてしまっているだろう。

しかし、高山では雨が雪となりかなり積もっているかもしれない。

徳島の山の情報は少ないので、出かける判断に困ってしまう

7時過ぎに家を出て、やはり雪のある山に向かうことにする。

とすればやはり剣山かな

しかし、登山口までの雪が心配

今日は気温も高いようなので何とかなるだろうと出発



コリトリから見ノ越に向かうがやはり途中まで全く雪がない

1000mを越えると急に雪が多くなる

やはり昨日の雨が雪だったようだ。

途中までは轍が多かったが、これは鹿駆除の地元の猟師達の車だった。

その先は先行車は1台のみ

中尾山分岐から上ではかなり尻を振って苦労して走る

雲が多いが剣山はくっきりと見える。



写真を撮りに車を降りると足下に雪の虫が

セッケイカワゲラだろうか



見ノ越に来ると車は一台も停まっていない

何かいやな予感

また途中撤退となるのかな?

とりあえず準備して出発。

一台だけ停まっている私の車が寂しそう

大きな音がしてジムニーがやってきた

登山仲間が増えて安心する。



神社に向かうと二三人の足跡がある

ラッキー

ついて行けば何とか登ることが出来るかな



曇っているのに三嶺が綺麗に見える



気温は0.5度

氷点下で無いのは久しぶり

9時50分登山口出発

結構雪は多い



気温は高いが霧氷がたくさん残っている。

朝は冷えていたのかな?



今年はまだ雪が少なくトンネルも埋まっていない



雪が締まっていてとても歩きやすい

これは楽勝かも

所が少し行くとご夫婦が休憩されている。

若い男性が一人先を歩いているそうだが、大勢のトレースは期待できなくなった。



西島神社を過ぎて遊歩道分岐に来ると積雪は1m位

次郎笈が白く輝いている



西島に来ると、なんと先行者は大劔神社に向かっている

また、此処からはトレースの無い道を登らないといけないのか



振り返ると素晴らしい眺望

冠雪の三嶺が堂々とそびえている。

西島から見る三嶺が一番器量良しかもしれない



三嶺の右には塔の丸とその向こうに白く輝く矢筈山

矢筈山は何時も雲に覆われているのでこんなにくっきりと見えるのは珍しい



リフト横から刀掛けの松に向かう



リフト横から矢筈山と丸笹山



トレースは無いが雪が締まっていて歩きやすい

殆ど壺足にならずに登って行くことが出来る。

鹿の足跡が多い



積雪はかなり有るが雪がしっかりと締まっているので快適だ。



途中で大劔の鳥居の所からの道と交わると足跡が付いている。

先行者は大劔神社に向かわずに刀掛けの松経由に変更したようだ

良かったなあ。これで安心。

丸笹山と赤帽子山に雲が流れる



12月25日に撤退した場所は今日も雪が多い

しかし難なく通過

しかし先行者はかなり踏み抜いて落ち込んでいる。

体重が重いのかな?

私は昨年より10キロダイエットしたので踏み抜くのがかなり少なくなった



刀掛けの松も積雪1m位

三嶺の姿を楽しむ

此処で先行者はスノーシューを装着

私達はスノーシューを持っていないので、膝位埋まりながら登って行く

時々壺足になるが、雪がしっかりしているのでラッセルする必要は無い



少し緊張するトラバース道も雪道がしっかり付いている。



頂上直下は少し雪が多いが深い所でも膝位しか埋まらない



頂上ヒュッテに11時32分着

登山口から1時間42分

雪が締まっていたので夏時間と殆ど変わらないで登ることが出来た。

ヒュッテ前にはテントが張ってある

大きなテントだ



気温はマイナス2度

1月とは思えない暖かさだ。



ヒュッテの屋根の雪も暖かいので融けて落ちかけている



頂上の雪は木道がちょうど隠れる位。

風も無く野原の雪原を歩いているようだ



頂上には誰も居ない

頂上の基礎石は雪に埋もれている



基礎石がスッポリ埋もれて居るのは初めて見る



エビのしっぽの向こうに三嶺と次郎笈

素晴らしい眺望だ

先行者のスノーシュー跡が次郎笈に向かっている。

よく見ると水場分岐の上あたりを登っている

苦労しているようだが、急坂で岩などがある時はスノーシューは邪魔にはならないのかな?


雪の次郎笈はいつ見ても美しい



暖かいので頂上のベンチで昼食

何時もの巻き寿司弁当と暖かいスープ春雨卵入り

食後のコーヒーを楽しんでいる間に先行者は次郎笈頂上に到着した

羨ましいが今日はここまで



帰る前に三嶺をもう一度眺める

三例の左に先週登った天狗塚の三角錐が天を突いている



まるで春山に来たみたい

フリースだけでも寒くない



何度見ても素晴らしい景色だが、もう愛媛の方はガスが湧いてきた



朝追い越したご夫婦とジムニーの人たちが登って来た

素晴らしい眺望に何枚もシャッターを切っていた



時間もあるので東のテラスに寄ってみる

二人程の足跡があるが一の森には向かっていない。

此処で眺望を楽しんで引き返したようだ



東のテラスから見た次郎笈もまた美しい



ヒュッテに寄ってみるとテントが撤収されていた

大きなリックを担いだご夫婦と話をする。

観音寺の方で、昨日は一日中雪だったが夜中に晴れて満天の星を楽しむことが出来たそうだ。

ご夫婦はかなりのベテランのようで、奥様でも20キロのリュックを担いでいる。

ピッケルとワカンとスタイルも決まっている。

テントでお酒を飲むのが楽しみらしい。

星空の下でお酒を楽しむのは応えられないだろうなあ

日が差し始めた中を下山する



刀掛けの松から大劔神社に寄ってみる

テキサスゲートも雪の中



このコースは三嶺に向かって下る

大劔神社の鳥居からしばらく進むが雪が深く時間がかかりそうなので引き返す



西島駅には誰も居ない

今日は一日中三嶺の美しい姿を見ることが出来た



登山口では4度になっていた

14時丁度着

ジムニーと私たちの車しか停まっていなかった

帰りには何時もの大桜温泉で体をほぐす。

綺麗な眺望と快適な山歩きそしてノンビリと温泉に入る

帰ったら鍋料理だ。

毎週こんな贅沢をして良いのかなあ



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