秋の里山 剣山   2012/09/02
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- 剣山 リンドウが咲き始めました -


今日は久しぶりに剣山に行こうと予定していてら天気予報では三好市は昼から雨。

中止にしようかなと思うが咲き始めている秋の花に会いたいので、雨の降る前に剣山に行くことにする。



川井峠に来ると雲海に天神丸方向の山が浮かんでいる。

朝早いのに見ノ越の駐車場は既に満車

7時35分出発



劔神社から三嶺が綺麗に見えている。

気温は15度



登り始めると山の斜面にハガクレツリフネが群生している。



バライチゴの実が熟れ始めて美味しそう。

帰りに見たら誰かが食べたのか無くなっていた。



リフトのトンネルから左へと直登路を登ると此処にもハガクレツリフネが沢山咲いている。

此処の花は色が薄くて殆ど白色のようだ。



もう降りてくる人がいる。

ゆっくりと登って行くご夫婦もいる。

私達も朝の気持ち良い空気を胸一杯吸ってゆっくりと登ってく。



遊歩道分岐まで来ると雲海荘が青空に浮かんでいる。




青空に三嶺がまだ綺麗に見えている。



8時22分西島到着

初夏にビッシリと花が咲いていたマユミの木にはほんの少ししか実が出来ていなかった。

あんなに沢山花が咲いていたのに不思議だ。



大きい写真


素晴らしい天気で三嶺から矢筈山そして丸笹山までクッキリと見える。

丸笹山の左右には阿讃の山々も雲の上に浮かんでいる。



次郎笈と剣山山頂



ウェザーレポートのレーダードームと三嶺



若い夫婦連れが多い

タカネオトギリソウがまだ沢山咲いている。

草丈に比べて大きな花を咲かせ、雄しべの数が多くてゴージャスだ。



刀掛けの松に着き枝折神社に登山の安全を祈願する。



朝日が眩しい

シコクフウロが沢山咲いている。



シコクブシが咲き始めていて新鮮な花が一杯

蕾もまだ沢山ある



シオガマギクやレイジンソウも吃驚する程沢山咲いている。



登山道の両側にはシコクブシがビッシリと咲いている。

鹿が食べないのでドンドン増えているようだ。



トゲアザミに代わってトゲの柔らかなアザミが咲き始めている。

もう少し秋が深くなるとシコクアザミが咲くがこのアザミは?



頂上ヒュッテは賑わっていた

気温は16度



木道脇にもシコクフウロが沢山咲き残っている

9時11分剣山頂上着



この山頂標識には以前阿波銀行山の会と彫られていた。

ガスが出てきた。

天気が崩れるのだろうか。

休まずに次郎笈に向かう。



三嶺も雲に隠れてしまった



雲が流れて時折次郎笈が顔を出す。

ここにも?のアザミ



剣山から下る途中リンドウを発見。

今年初めての出会い。

花が開きかけている。

嬉しいなあ



遊歩道分岐まで来ると雲が流れて次郎笈が綺麗な姿を現した。

三嶺だけが雲の中



次郎笈へと向かうと綺麗に開いたリンドウを発見

剣山系の秋を代表する花だ。

20年程前、木道などがない頃には剣山山頂広場に足の踏み処もない程咲いていたことを思い出す。



ヒョウモンチョウがアザミで吸蜜中

側に近づいても逃げない程夢中になっていた



リョウブの花が咲いている

振り返って剣山と丸笹山を眺める。



次郎笈への登りに取りかかる。

小学生くらいの男の子二人連れのご家族が追い抜いていく。

子供達は元気だ。



また雲が流れてくる。

ご家族が休憩されている横を一生懸命登って行くが日差しがキツイ割には汗をかかない。

大勢の登山者が下ってくる。



10時7分次郎笈頂上着

なんと阿波銀行山の会の頂上標識が折れて短くなっていた。



強風で折れてしまったのかなあ?

剣山を見ながら小休止

昼には早いのであんパン一個だけ食べる。



やがてご家族も到着。

子供達は、お父さんが握ったでっかい男飯お握りをほおばっている。

高知から来られたらしい。

仲の良いご家族だ。



気温はまだ高いが吹く風は冷たくて気持ちが良い。

天気が崩れる前にと早々に下山を開始する。

昼が近いのでドンドンと登山者が登ってくる。



もう一度リンドウを楽しむ

西島への遊歩道を進むと、男性3人連れから声が掛かる。

私のホームページを見てくれているという。

一人は「ヤマレコ」のシャツを着ている。

今はやりの登山レポートのサイトの常連さんらしい。

お声掛けいただいた男性は徳島で山のホームページを運営されている「そら人」さんだった。

四日市から帰郷していたShn1さんとの久しぶりの山歩きだったそうです。

早速リンクしていただけるそうでありがとうございます。

ホームページを始めた頃よく拝見した記憶があります。

同級生3人で良く登られていましたね。



二度見展望台で昼食

次郎笈の稜線を見ていると次々と登山者が登って行く。

涼しくなったので次郎笈へと向かう人が多くなったようだ。

駆けるようにやって来た男性から「やあ!」と声が掛かる。

その後から大人っぽくなった百名山の下河美輝さんがやってきた。

挨拶して走り去っていった。

お母さんも少し遅れてやって来た。

よくお会いする。

何時も訓練を欠かさないようだ。



雲が上がって三嶺が顔を出した。

西島へ向かうとシコクブシが満開。



西島駅まで来ると新居さん達が休憩されていた。

今日もお仲間と登山道の整備をされているらしい。

ご苦労様です。

皆さん、二の森のアカカンバの鹿害を心配されていた。



帰りは遊歩道経由で下山

岩にはミヤマタニソバがビッシリと咲いている。

遊歩道は樹木が多くて気持ちの良い風が吹く。

沢山の登山者が登って行った



神社まで帰ってくる。

12時24分

気温は22度

キツリフネがまだ咲き残っていた



ゲンノショウコが一面に咲いてススキも穂が出て風になびいている。

いよいよ秋の登山シーズンの始まりだ。

是非、気持ちの良い季節に剣山から三嶺へと天空散歩をしてみたいと思う。

帰りは大桜温泉でくつろぐ。

湯上がりで外に出ると秋の風が気持ちが良い。




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