冬の里山 剣山 一の森   2013/01/02
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- 今年もよろしく 剣山そして一の森 -

今日はまずまずの天気の予報。

冨士の池から一の森経由で剣山に行こうと出発。

コリトリでは、フォレスターの男性が登山準備をしている。

私達は冨士の池を目指すが、凍っている上に落石が多い。

12月23日に来た時には、落石は無かったのに30日の大雨で崩れたのだろうか。

小さい石は乗り越えていくが、大きい石は下りて除けて進む。

所が、2キロほど進んだ所で道の真ん中に大きな落石があり、押してもビクともしない。

苦労してUターンして引き返す。

広い所に停めて歩いて行こうかと思ったが、また落石があり帰れなくなる恐れもある。

見ノ越から登る事にして、コリトリから見ノ越への道を上がる。

途中で、中尾山への分岐を曲がり中尾山から剱橋へ抜けて夫婦池の横を通り見ノ越へと着いた。

5時30分に家を出て見ノ越に着いたのは9時20分。

4時間近く掛かった事になる。




9時30分出発

駐車場は昨日は満員だったらしいが今日は数台しか駐まっていない。

剱神社でマイナス4度



積雪は数センチ

雪の下は凍っていてアイゼンが良く効く

標高1600Mの標識あたりから少し雪が多くなる。



丸笹山の頂上も少し白くなっている



快調に歩き西島神社を越えると目の前に頂上の雲海荘が見える。

頂上下には霧氷が付いているようだ。



次郎笈は真っ白



三嶺だけが雲の中

今日は一日中、三嶺山頂は雲の中だった。



霧氷が溶け始めて氷となり逆光に輝いている。



頂上ヒュッテの泊まり客だろうか大勢が下りてくる。

天気が良くて良かったねと話しかけてくる。

青空に霧氷が綺麗だ。



振り返ると丸笹山と赤帽子山がくっきりと見える。

二つの山のコルから崩壊痕が白く道路を越えて谷まで落ちている。

何時になったら修復が始まるのだろうか。



高城山もくっきり見えている。



刀掛けの松にも誰もいない

三嶺はやはり雲の中



霧氷のトンネルも雪が少なくて歩きやすい



例年ならモンスターになっているモミの間を登って行く



頂上ヒュッテ 10時56分着



気温はマイナス4度

この時期にしては暖かい



頂上への木道も雪は積もっていない



矢筈山系も黒い雲の中だ。



次郎笈も全貌が見えているが頂上の上に雲があり日が当たらないのでくすんで見える。



3人の若者がやってきたので私達は一の森に向かう。

登山道はパリパリに凍っている

二人ほど一の森に向かっているらしい足跡が付いている。



経塚森の霧氷はいつ見ても綺麗だ。

スノーシューを背負った大柄の男性がやってきた。

朝コリトリで登山準備をしていた人だ。

やはりコリトリから登山道をずっと登ってきたらしい。

これから次郎笈に登って引き返してくるそうだがすごいなあ。



経塚森から二ノ森に向かう稜線は気持ちの良いスロープとなっている

振り返ると次郎笈の堂々たる姿

日が照っていれば輝いて見えるのに残念



二ノ森へと少し登り返し急坂を下りていく

意外と雪が深い



慰霊碑分岐から行場へのトラバースは足跡が無い。

この時期、行場への道は凍っている箇所があるので危険だ

一の森へはトラバースを行くのかと思ったが、家内は頂上への直登路を登って行く。

この道は急登なので嫌だが家内の後を付いていく



12時8分 一の森頂上着

剣山、次郎笈が綺麗に見えている。

その間に見えるはずの三嶺は雲の中



三角点まで行って高城山まで続く稜線を眺める。



温かいコーヒーを飲み、あんパンを食べてすぐに剣山に引き返す。



コルまで来ると男性二人がやってきて一の森に向かった。



エッチラオッチラ二ノ森へ登り少し下りてまた経塚森に向かって登っていく



経塚森のアカカンバのトンネルは霧氷が素晴らしいが殆どの木が鹿に囓られて枯れるのを待つばかり。



ウラジロモミやシコクシラベのモンスターは雪が少ないがそれでも綺麗だ



経塚森を越えて剣山山頂ヒュッテに向かう



13時12分ヒュッテ着

昼時が終わったためか客は少ない

新居さんはどこかへ偵察に出かけて留守



温かいおそばで遅い昼食

4代目?の次男さんがお手伝いをしていた。

お兄さんやお姉さんは今日は登ってきていないらしい。



三代目としばらく話をしてから下山開始



熱心に撮影されているお二人



風が強い為か枝が一方向に向いている



気温が上がってきて雪が随分と少なくなった

風も無くなり春の様な陽気



剱神社まで下りてくると気温は1度

駐車場には相変わらず車が少ない。

14時44分着

雪は少なくなったが注意して貞光へと出て我が家へ帰るが渋滞で随分と時間が掛かった。

今日はアクシデントはあったが、新春の剣山一の森を楽しむ事が出来た。

今年も剣山系の山は私達を楽しませてくれる事だろう。


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