冬の里山 次郎笈 剣山    2013/01/12
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まるで春山 雪の無い次郎笈 剣山 

今日は久しぶりにお高越山に登ろうと思っていたが、家内が今日は天気が良い予報なので剣山に行きたいと言い出した。

最近剣山に行くのが多いようだがまあ良いかと出発。

途中、サンクスに寄るとお弁当が置いていない。

今日で営業が終わって、4月からセブンイレブンとして新装開店するそうだ。

貞光までにあるサンクス全てが店じまいの準備をしていた。

4月までの間トイレやお弁当に苦労しそうだ。

何しろ、神山や佐那河内にはサンクスしか無かったから困ってしまう。



貞光から見ノ越までの道路には雪が少ない。

見ノ越の駐車場も数センチしか雪が積もっていない。

先着車は1台だけ。

剱神社の階段下に若い男性が一人いたが彼の車かな?

剱神社から三嶺を見るとくっきりと見えているが空はすっきりとはしない。



剱神社にお参りしてから出発

気温はマイナス3度

8時25分出発



登山道の雪は堅く踏まれているが所々凍っているのでアイゼンを装着

先ほどの青年の足跡があるがアイゼンは付けていない。

一生懸命登っているとピッケルとアイゼンを背負った男性がやってきてあっという間に追い越して行った。

すごい勢いだ。



途中で多くの子鹿に出会う。

鹿は出会うと一目散に走り去ってしまうが、子鹿は興味が有るのか数匹が立ち止まってこちらを見ている。

今、山では鹿は嫌われ者だがその姿は非常に可愛い。



遊歩道分岐まで来ると次郎笈は白いが剣山頂上直下は雪は少ない。



ガリガリに凍った雪を踏みしめて9時9分西島駅到着



天気が良くなるはずが、空はドンヨリと曇ってくる。



丸笹山の向こうには青空も見えているようだが変な天気だ。



何時もなら刀掛けの松経由で剣山に向かうのだが、今日は雪が少ないのでトラバースから次郎笈を目指す。



例年なら積雪のため危険だと言われているトラバースは雪が少なくて堅く締まって歩きやすい。



次郎笈は白く見えて雪が多そうだが?



水場は凍っていたが、ホースからは水が出ていた。

この水場のあたりが危険なのだが、堅く踏まれていて快適。



難なく二度見展望台に到着



二度見展望台からはちょっと緊張する場所もあるが、拍子抜けする程簡単に剣山と次郎笈の分岐に着く。

9時58分



これから登る次郎笈を眺める。

剣山への登山道は雪が全くなくて冬山とは思えない。



次郎笈を見上げると、丁度次郎笈頂上に向けて一人歩いている。

朝、階段の所にいた男性かな?

それにしても早いなあ!

次郎笈に向けて出発。



例年この時期の次郎笈は厳しいのだが、今年は雪が少なく登山道が見えている。

しかも堅く踏まれているので、雪の無い時よりも歩きやすい。



最初の急坂を登った所で男性が下りてきた。

なんと西島駅の手前で追い越していった青年だった。

剣山を登ってから次郎笈も登り下りてきたらしい。

すごい健脚なのに驚く。

アイゼンも履いていないのに走るように下って行った。



登るにつれて雪が少なくなり急な岩場はガチンガチンに凍っている。

アイゼンを効かせて登って行くが先程の青年はこの岩場をアイゼン無しで走り下りてきた。

とても私達には真似は出来ない。



偽ピークも雪は無い。



三嶺や塔の丸はガスの中。



剣山も頂上はガスが覆っている。

次郎笈頂上10時44分着



誰か眼鏡を忘れていた。

ガスが晴れない。

暖かいコーヒーを飲んでしばらく待つがますます天候は悪くなる。



あきらめて下山開始

男性が一人登ってきた。

見える山々を地図で同定して写真を撮っている。

朝、神社の階段下でお会いした男性だった。



すれ違ってからも熱心に写真を撮っている。

下って行くと大きなカメラを提げだ男性が登ってきた。

結局今日お会いしたのは、3人だけだった。



最低鞍部から剣山に向かって登り返す。

家内のペースが落ちてきた。

家内はアイゼンを付けての登りが苦手のようだ。



途中の岩場で次郎笈を眺めながら昼食

ここからの次郎笈は美しい



エッチラオッチラ登って剣山頂上到着

12時12分

誰もいない



風も無く、1月の剣山とは思えない。

こんなに雪の少ないのは異常気象?



それにしても登山者の姿が見えない。

青空も見えてきて最高の登山日和となったのに...

雪も少なくてなんか変だ。



東のテラスに行って、一の森を眺める。

テラスに腰をかけてのんびりしているとポカポカして眠ってしまいそう。

一の森方向に少し下りて、トラバースを頂上ヒュッテに引き返す。

今日は一の森に向かった人はいないようだ。



木屋平方向を見ると上空は青空

頂上ヒュッテに来るとご夫婦が下山準備中

すぐに下山して行かれた。

誰もいない広場の椅子でまたコーヒータイム



天気が良くなってきて下山するのが勿体ないが、何時までもいるわけにも行かず出発

気温はマイナス4度



帰りは大剱神社コースを下る



雪は深いが景色は最高



大剱神社は久しぶり



天気は良いのに三嶺はすっきりと見えない



大剱神社からのトラバースは傾斜がきつく、雪が多かったり凍っていると厳しそう。

今日は雪が少ないので何とか下りる事が出来たが、緊張する場所もあった。

大きなモミの木が素晴らしい



刀掛けの松からの分岐からは緩やかな道となる。



13時34分西島到着

若者がテントを張って雪に戯れていた。



剱神社に下りてくると気温は3度

14時23分着



三嶺は相変わらず霞んでいる。

見ノ越の駐車場では1台だけが駐車していた。

テント泊の若者達の車かな?

それにしても登山者が少ない一日だった。



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