新春の里山 新春の剣山 2011/01/02
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− 気持ち新たに新春の剣山雪歩き −

天気予報に反して元旦の剣山は素晴らしい天気だったようだ。

雪も沢山あって、初日の出も綺麗に見えたらしい。

今日は曇りの予想だが、雪の剣山を歩いてこよう。

所が葛籠堂を過ぎたあたりからブレーキの具合が悪くて異音がする。

ブレーキパッドはこの夏交換に出したが、後輪はまだ大丈夫だと交換をしていない。

引き返そうかとも思うが、どうせ雪道は急ブレーキも使わないので慎重に進む事にする。



雪は意外と少なく、多くの車が走っているので走りやすい。

夫婦池はガチガチに凍っている。



見ノ越の駐車場まで来ると、10台以上の車が停まっている。

準備をしている人達から声を掛けられる。

私達は家から登山靴やスパッツを履いてきているのでアイゼンを付けるだけ。

お先に出発する。



登山口の気温はマイナス3度

前回より7度も高い。

9時40分出発



風もないのでフリースだけでも汗ばんでくる。



丁度歩きやすい程の雪が積もっている。

こんな時間にもう下山者と思うと、ヒュッテの新居さん達だった。

一旦帰ってまた登るそうだ



雪が積もると岩屑などが隠れて非常に快調



前回は強風が吹き荒れていた遊歩道分岐に着く。



大きな雪だるまはウサギちゃんかな。



時折青空が見えると霧氷が美しい



西島10時26分着

足跡もあるので、大剣神社への道を進む

歩いている人が少ない。

スノーシューの跡が続いている。

踏み固められていないので、時々壺足になると太ももまで埋まる。



刀掛けの松分岐から先は大剣神社への道はトレースが少なくなる。

私達は刀掛けの松に向かう

テキサスゲートは歩きにくい



刀掛け松ルートに出るとかなり踏み固められていて歩きやすい



刀掛けの松に来ると子供達が遊んでいる。

雪にダイビングしたりして元気いっぱい

此処の祠も石を奉ってある



モミの樹氷が素晴らしい



本当に此処が南国徳島かと思うような風景が続く。



雪の重さでモミの木の枝が垂れ下がっている

時々頭が触れて雪を被る。



吹きだまりはかなりの積雪



風景は凍てついているが、風もないので寒さは感じない



踏み固められていない所はかなりの雪の深さがある。

ササが生えていたりすると更に雪が深いので注意が必要



行場分岐に来てヒュッテを見上げるが、ガスの中



モミのモンスターの間を登って行く。

昨年来た時は、此処の雪が深く道が解らずモミの木の間を直登して稜線にでた。

今日は雪が少ない。



鳥居まで来ると家内と同じ長靴の女性が降りて来た。



ヒュッテの気温はマイナス10度

体はポカポカしているが頂上は風があると思うのでジャケットを着る。



頂上は深いガスの中

次郎笈も三嶺も全く見えない



剣山カメラは雪が付いていない

剣山ヒュッテに立ち寄る。



車が多かった割には登山者は少ない

一の森や次郎笈に行ったのかな?

新メニュー半田ソーメン500円をいただく。

この寒い時期に山頂で暖かいソーメンを食べる事が出来るのは新居さん達のおかげ。

刀掛けの松で出会った子供達がやってきていた。

美味しそうにカレーライスを食べていた。



12時4分下山開始

沢山登山者がやってくる。



下山していると突然青空が見えだした。

やはり樹氷は青空に映える。



先程までのモノトーンの世界とは打って変わった美しさ。



雲の流れが速く、真っ白になったと思ったら一瞬青空となる



あまりの美しさでカメラを構えたまま上を向いて歩いていたら、

ササの上の雪を踏み抜いて後ろ向きにひっくり返った。

起き上がろうとしたら更に埋まって二回転位斜面を転がった。

家内の足下まで転がったが、柔らかい雪とササの為何ともなかった。

カメラもしっかり持っていたので無事だった。



上を向いて歩きたくなる素晴らしい光景が続く



スノーシューを担いだ集団が登って来た。

毎年2日から3日に掛けてスノーシューの体験ツアーがあるがその人達かな?



刀掛けの松手前で樹氷をしばし楽しむ



枯れ枝も今日は素晴らしいオブジェ



刀掛けの松まで来ると子供達をつれた集団がやってきた。

小さな子供も可愛いアイゼンを付けている。



正月は家族連れが多い



若い人達がドンドン登ってくる。

中には、スニーカーと街着のコートで登ってくる女性もいる。

足が濡れて冷たくないのだろうか?

この山は10本爪のアイゼンにピッケルそしてワカン等を担いで登っている本格派のスタイルの人もいる。

今日のような暖かい日で、山小屋が開いていれば何でもOKの山なんだと思う。

でも、天気は急変するので防寒の用意だけはお願いします。



正面に丸笹山を見て下って行く。



モミの樹氷ももう少し青空だったら美しいのに



高城山は中々姿を現さない



10本爪のアイゼンにピッケル。ワカンを背負った本格派の人達も登ってくる



西島から三嶺を望む

塔の丸や三嶺へと続く縦走路が白く輝いて美しいが曇り空が残念



雪が適当にあるので下りは快適

樹木の間から輝く三嶺



登山口では丁度0度

穏やかな一日だった。



剣神社からもう一度三嶺を眺める。

正面に見える三角錐が頂上だと思っていたが、更にその右奥に白く輝く峰が見える。

手前の三角錐は避難小屋のあるピークで頂上はその奥みたいだ。



13時47分駐車場着

帰りはブレーキが心配だったが、案の定少し走るとスコーンと抜けた感じとなった。

床まで踏み込むと僅かにブレーキが掛かる。

ローと2速でゆっくりと下って行く。

何台もに道を譲ってなんとか貞光へ。

車屋やガソリンスタンドも開いていない。

何時もの修理屋は年中無休が謳い文句なのに電話に出ない。

山川のJAFも店が閉まっていた。

慎重にサイドブレーキも使いながら何とか家へ着く。

何時もの倍位時間が掛かった。

明日は何処にも行けないなあ..






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