冬の里山 高越山  2010/1/17
          里山倶楽部四国編 

− お高越山初登り 山の仲間にお会いしました −

昨日は職場のゴルフコンペ

最近全く練習していないので、林の中に打ち込んだりして走り回った。

疲れていたのか朝6時に一度起きたのだが二度寝してしまい、家内が起こしても起きなかったらしい。

目が覚めるともう8時半。

家内はふてくされている。

今日もまた近くのお高越山でご機嫌取りをする事に!

9時過ぎに家を出てふいご温泉上の登山口へ。

香川県ナンバーの車が二台駐車している。

9時57分出発。



何時もの鉄塔巡視路から登って行く。

青空にお高越山の白い山頂が美しい。



点名「大張」257.36mの4等三角点を過ぎて登って行くとお年寄り達が雑木の伐採中。

横道が整備されている。

植林でもするのかな?



最終鉄塔まで来ると雪が多くなる。

阿讃山脈は白くなっていない。



モクモクと登って林道に出る。

中の郷の大きな看板が新設されていた。



正面に白いお高越山



此処から高越寺まで2.5qの標識



萬代池は凍っている。

中の郷のベンチに11時3分着

もう三人組が下りてきた。

早いなあ。



登山道の樹木には樹木名の標識がぶら下がっている。

昨年の桜の植樹祭の時に付けていただいたのかな?

よく解ってありがたい。

何時もの毎日登っている人達が走り下りてくる。

あっという間に見えなくなる。



家内は全く休もうとせずガンガン登って行く。

ふと前を見ると何処かで見た長靴が目に入る。

なんとタケちゃんじゃないですか。

何時もの会社の先輩と二人でやって来たらしい。

追いついて話しながら登って行くとなんと!

突然目の前にREIKOさん!

お久しぶり。

蘭ちゃん達と天狗塚に行って以来かな?

なんとなんと、一緒に登っているのはご主人と「真っ黒ちゃん」「keitannさん」

真っ黒ちゃんとは昨年東赤石以来。

keitannさん初めまして。



タケちゃん達とお先に失礼させていただく。

keitannさんを先頭に一列縦隊で登るREIKOさん達

だんだん急となり、写真を写している間に家内達に引き離されてしまう。

一旦引き離されると追いつくのが苦しい。



後1qの標識手前で黒犬を連れた三人組をパスさせていただく。



ああ待ってくれえ〜

必死の思いでお不動さんの小屋まで来るが家内は休まずにそのまま登って行く。

いつもは此処で珈琲ブレイクするのに。

タケちゃん達も休まずに先に行っている。



壊れた女人小屋も雪に埋もれている。



赤門を過ぎて、後0.5qの標識を過ぎるともうヨレヨレ

雪道は歩きやすいのだけれど何故か疲れる。



やっと高越寺に着いた。

雪の石段を滑らない様に踏みしめて登る。



仁王門に着くと男性が一人、この仁王門の彫刻は素晴らしいと説明してくれる。

十二支の彫刻の柱に付けられた唐獅子牡丹は一本の木が彫られた透かし彫りで特に素晴らしいとか。

私達は頂上ブナの霧氷が気になっているのでお礼を言って先を急ぐ。



青空の下の雪の高越寺は何時見ても素晴らしい

12時2分高越寺着



鐘楼で鐘を撞いてから高越神社に向かう



結構雪が深い



神社から頂上に向かう。

時々杉の木から雪の大きな固まりが落ちてくる。

家内が頭から被ってまるで雪崩にあったみたいに埋まってしまう。



雪がフカフカで歩くのが楽しい。

霧氷は落ちてしまっていたがやはり山の雪景色は美しい。



12時17分高越山到着

四国カントリーや吉野川が眼下に見える。

その向こうの大滝山や竜王山は白く無いけど雪は積もっていないのかな?



舟窪の向こう正面に白く輝く一の森と剣山がくっきりと見える。

写真でははっきりと映らないのが残念。

左には高城山。右には丸笹山から塔の丸。更に右に矢筈山

その奥は三嶺だろうか?



その内にREIKOさん達も到着。

皆さん山の同定に大わらわ

十分に景色を楽しんでから記念撮影。



REIKOさんが三角点に行きたいというので深い雪の中を下って行く。

一等三角点「高越山」1122mが雪の中に埋まっていたのでkeitannさん達が掘り出す。

ちなみに高越山頂上は1133m



フカフカ雪を下りるのは楽しい。

高越大権現にお参りする。



昨年崩壊した斜面の復旧工事現場は雪に埋もれている。

今年も高越天狗は雪の中。



此処の彫刻も素晴らしい。

いつもの様に寺守りさんに挨拶して部屋でお昼ご飯にさせていただく。

ストーブが温かい。

入れていただいた熱いお茶はとても美味しい。

何時もありがとうございます。

皆さんからコーヒーをご馳走になり話に花が咲く。

おいなりさんやお菓子も戴いてありがとうございます。



13時53分下山開始



家内は雪道を滑る様に快調に下るが私は遅れ気味。

痩せなくっちゃなあ!

中の郷手前から見る阿讃山脈は春みたいに霞んでいる。

気温が上がってきた様だ。



家内は中の郷で待ちくたびれていた。

「遅いっ!」と叱られる。

その後も快調に下って15時16分登山口着

ふいご温泉の熱いお湯で汗を流し入浴後は冷たい牛乳をゴクゴク。

風呂上がりの牛乳は美味しいなあ。

子供の頃の思い出の味だ。

今日は思いもかけずタケちゃんやREIKOさんご夫婦そして

「真っ黒ちゃん」「keitannさん」にお会いできて楽しい雪山歩きをする事が出来ました。

ありがとうございました。

また春の花の山でお会いしましょう。


里山倶楽部四国編
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