夏の里山 お高越山  2010/8/28
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− 頂上には爽やかな風が吹くお高越山 −

今週も暑い一週間だったが、仕事場はエアコンが効いて涼しい。

ずっとエアコンの部屋にいると、汗を絞り出したいと体が要求する。

東赤石へ行こうと提案するが、家内の膝はまだ完調ではないらしい。

近場の山に登って温泉で体をほぐすことにする。

汗を絞るとなると、やはりお高越山が最適。

杉やモミに囲まれた参道はきっとむせ返っている事だろう。



7時42分登り始める

何時ものお地蔵さんにお参り。

お盆の後なので綺麗に掃除されている。



朝早いというのに登山道はもう熱気がむんむん。

登山道にはもうドングリが落ちている。

カシの実かな?

実りの秋はすぐそこまでやってきている。



大きなオニヤンマが悠々と飛んでいる。

写すのは難しい。

木に留まったのですかさず写すがピンぼけ。

三角点通過



ヤブランやサワオトギリも所々に咲いている。



ここから2時間35分の標識



クサギが目一杯咲いて青空に映えている。

今年はクサギの花が多い。

臭いと言われている花だが私にはあまり臭く感じない。



キツネノマゴが咲いている。

ミヤマウズラがひっそりと咲いていた。



47番鉄塔まで来ると汗ビッショリとなりズボンまで濡れてくる。

何時もは此処で休むのだが暑くてたまらない。

先に進む。

カエデドコロかな?



鉄塔分岐を越えて急坂を踏ん張る



8時58分中ノ郷着

お高越山の頂上付近で何か光っている。

ズームしてみるとなんと高越寺の舎利塔?がキラキラと輝いている。

何時も境内の端から山川の町を見下ろすのだが丁度谷の様になっているのかな?



梨の古木は茂っているが実はない。

なんと万代池が綺麗に整備されていた。

何トンもある立派な青石が敷き詰められている。

驚いた!



池の水面にはアサザの黄色い花が開いているが逆光でうまく写せない。



大きなカメラを持った男性がオートバイでやってきた。

山川の駅前で写真屋をやっており、剣山の観光ポスターは殆ど自分が撮影していると言っていた。

今度秋にウォークラリーを計画しているのでポスター用の写真を撮りに来たらしい。



ムンムンする山道をひたすら登る。



此処のシコクママコナは色が白い



何時ものお不動さんの小屋で一休み。

凍らせたコーヒーが溶けて、美味しくて殆ど飲み干してしまう。

凍らせたフルーツゼリーも丁度シャーベットの様になって最高。




テイショウソウはまだ蕾



既に三人の人たちが降りて来た。

一人走って追い越していった



クサアジサイが此処でも満開。



ミズヒキはピンクと白の花が不思議な可愛さ。



キバナアキギリも満開



モミジガサが群生していて咲き始めている花もあったが殆どはまだ蕾。



キンミズヒキもけなげに咲いている。



シギンカラマツは涼しさを届けてくれる。



10時32分高越寺到着。

暑くて随分とスローペースな登りとなった。

本道横の土砂崩れはかなり工事が進んでいた。



天狗様もコンクリートの上

ジシバリかな



先日18日に護摩供養があった横を登る。



神社横から右へと三角点に登る。



すぐに山頂へ。

お大師さんお久しぶり。

冷たい風が吹き抜けて一気に汗が引く。

涼しいと言うより寒いくらい。



裏の岩場に行くが曇って眺望は悪い

奥の院に向かう。



チヂミザサに綺麗な花が咲いていた。



奥の院、蔵王権現にお参り



奥の院を越えて下ると岩の間に白いヤマジノホトトギス。

ムラサキの斑点が薄く殆ど真っ白



この岩場のヤマジノホトトギスはみんな真っ白



地蔵平から回って帰ってくる。



高越寺に帰り見晴らしの良い場所で食事。

この木々の隙間から塔が見えていたんだなあ!

ゆっくりしてから下山開始



ヌスビトハギの実が出来ていた。

盗人の足袋に似ていると言うが本当に変わった形をしている。



地味な花が沢山咲き始めている。

流れ星さんからキク科シュウブンソウ属シュウブンソウだと教えていただきました。

何時もありがとうございます。

秋分の時に咲く花だからシュウブンソウ。

もう少し開くとアップで見たら可愛く見えるそうです。



阿波町がくっきりと見える。

阿讃山脈の向こうに女体山



クロアゲハがヒラヒラ飛んですぐそこに留まった。

私の美しい姿をよく見てねと言っている様だ。



14時14分登山口着。

ふいご温泉に行って暑い温泉と水風呂に交互に入る。

体がとろけそう。

冷たい牛乳を飲んでマッサージ椅子でついウトウト

さあ早く帰ってビールにしよう。



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