冬の里山  国見山     2012/01/08
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− すばらしい群青色の空に映えるブナの霧氷 −

今日は天気の予報

青空の下でブナの霧氷を見てみたい

それなら国見山が良いだろう

しかし、朝起きるのが遅くなってしまった

7時前に家を出発

高速から32号線を走り、後山峠に着くと先着車が2台

雪は意外と少ない



高知ナンバーの方はもう出発している。

香川ナンバーの男性が用意している間に出発

8時53分



昨日も雪が降ったようで新雪がサラサラしている

先行者の足跡があるので歩きやすい



9時40分林道駐車場着

ここでも高知ナンバーの車が停まっていて男女4人が登山準備中

国見山は徳島の山だが、高知の人に人気がある。

高知からは随分と近いからだろう

直ぐに出発



剣山から次郎笈、三嶺、天狗塚へと続く稜線がくっきりと見える

雪が少ないように見える。

逆光だからかな?



フカフカの新雪を踏んでいく

先行者のトレースがあるので随分と楽だ



林道分岐の境界石の標識も雪に埋もれている。

杉の植林帯を越えると霧氷が現れる



群青色の空にブナの氷細工のような細かな霧氷が映えて美しい



国見山の標識からトラバース道に入る

何時もならリョウブ等の霧氷が美しい所だが既に殆ど霧氷は落ちている



トラバース道を進むとブナの霧氷が多くなる

空はいよいよ深く碧い



細尾根は慎重に進む

上を見上げるとブナの細かな霧氷が素晴らしい



紺碧の空に輝くブナの霧氷は、まるで白い小さな花が一面に咲いたようだ



頂上近くなると霧氷がまだ解けずに残っていてキラキラと輝いている



まるでネバーランドに迷い込んだよう



日が照って気温が高くなってきた

ブナの霧氷がキラキラと輝きながら落ちてくる



なんと!いつの間にか大理石の祠に変わっていた



登りにくい岩の急坂も雪があると簡単に登ることが出来る

頂上に11時12分着

男性一人、女性二人の先着者が休憩されている



目の前に二ッ岳から続く赤石山系がくっきりと見えている



池田湖もくっきり



反対側にはすぐ側に中津山

その右に寒峰から前烏帽子、烏帽子その向こうに矢筈山が顔を出している



寒峰の右には剣山、次郎笈、三嶺そして天狗塚が続いている

さすが国見山

360度素晴らしい眺望

愛媛、高知、香川そして徳島の山々をぐるりと見渡すことが出来る



剣山、次郎笈そして天狗塚



その間に三嶺、西熊山



素晴らしい眺望に見とれる

今まで何回も国見山に登ったが、こんなに素晴らしい眺望は初めて



飯野山や瀬戸大橋そしてその向こうに岡山の山々も見えるが写真ではくっきりと写らない



右側のピッケルを持った女性は、大歩危駅からラッセルして徳善コ−スを2時間40分で登って来たらしい。

高知にお住まいでよく国見山には登られるようだが、この雪の中を大歩危駅から往復するとは!

さすが高知の女性はすごい!

2時45分の列車に乗ると言って足早に下山して行った

その内に林道駐車場で登山準備していた人たちが登って来た

先着のお二人と顔見知りのようで話が盛り上がっていた

私たちはお先に失礼する

11時53分



下り始めると次々に4組の登山者が登って来た

皆さん最高の天気に感激している



林道駐車場には、高知ナンバーと倉敷ナンバーの車が増えていた



日が回って剣山や三嶺、天狗塚が白く輝いて見える



後山峠13時30分着

今日は思いがけず素晴らしい眺望を楽しむことが出来た。

ブナの霧氷も群青の空に映えて綺麗だった。

このような日に雪山を歩くことが出来て幸せ

帰りに池田のあわの抄に寄ってまっとりとした時間を過ごす

ここの温泉もヌルヌルすべすべ素晴らしい泉質ですっかり疲れが癒やされた





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