冬の里山 国見山   2013/01/06
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- 素晴らしい国見山からの大眺望 -

昨日は、同窓会で懐かしい幼なじみと再会し、夜遅くまで大いに盛り上がった。

今日は家内と約束していた国見山

5時に起きてあくびを堪えながら一路国見山を目指す。

大歩危のサンクスで食料調達。

雑貨が5割引で販売されていたのでお聞きすると、サンクスは来週閉店となり4月よりセブンイレブンとして開店するそうだ。

祖谷の山に行く時このコンビニで食料調達している人は多い。

4月までの間、手前のローソンを利用する等の注意が必要。



登山口までの車道はツルツルに凍っている。

歩いている人がいたので一旦止まったらスリップして登らなくなった。

4駆直結モードにしてやっと発進できた。

6年も使用したスタッドレスの溝が新品の時の半分くらいになっているのが原因かもしれない。

来年は交換しなければ駄目だなあ..

誰もいないおうどう峠に停車。

8時11分出発。



登り始めは雪が少ないが、杉の植林帯を過ぎてツツジやリョウブの尾根になると気持ちの良い雪道となる。



上の駐車場には愛媛と高知のイオが仲良く停められていた。

9時2分着

三嶺や梶が森がよく見える階段上からはガスで眺望はゼロ。

雪はそれほど多くは無くて良く踏み込まれている。

昨日は大勢が歩かれたようだ。



石柱の所で一休み。

西からの風が強いのか杉の枝が一方向にだけ向いている。

熊野古道の野中の一方杉みたいだ。



防火帯を登って行き、林道が交わるあたりから積雪が多くなる。



粉雪も降ってきた

雪の積もった樹木が美しいが、出来れば日の光が欲しい。



雪の積もった杉の枝が折れそうに垂れ下がっている。

急坂を登り切ってトラバースへの分岐に到着



トラバース道は雪の積もったブナが美しい



霧氷も少し出来ているようで、これで青空と日の光があれば最高なんだけれど



しばらく行くと空が明るくなって少し青空らしきものも見えてきた



新しくなった国見神社は、 汚れの無い雪を踏むのが勿体ないようで下からお参り。



作業小屋は床が張り直されていて綺麗に修理されていた。



10時25分 国見山山頂着

先着の男性からお声掛け戴く。

なんと12月16日に強風の剣山山頂でお会いした高知の方だった。



檮原町の女性と四国中央市からこられた男性2名と4名で登ってこられたとの事。

四国中央市から来られた男性の一人は、エントツ山さんの掲示板で良く名前を拝見しているヒコーキ1号さんだった。

早速ヒコーキのポーズで記念撮影

流石、本家は足が後ろにピンと伸びている。

しばらくガスが引くのを待ちながらホームページ仲間などの話をするが一向にガスが引かない。

うっすらと青空らしきものが見える事もあるので、もっと標高が高ければ雲の上に顔を出す事も出来るのだろう。



寒くなったので、ジャケットを着て昼食にする。

しばらくすると香川県の男性4名が登ってきたので場所を譲る。



その後高知の男女5名が登ってきて山頂が賑やかになる



しばらくすると、大歩危駅からの徳善コースを雪まみれになって女性が登ってきた。

なんと去年1月8日にもお会いした高知の女性だった。

去年より時間が掛かって3時間50分も掛かったそうだ。

それにしても、あの休で長いコースをラッセルして登ってくるとは本当にすごい。

高知の人達は皆さん顔見知りのようで、新年の挨拶を交わされている。



その後もガスが引くのを待ったがその気配は無い。

これ以上待っても駄目だろうと下山開始

所が、トラバースを出るあたりで、ブナの間から青空が時々見えるようになった。

もしかしたら山頂はガスが引いているかもしれない。

急いで引き返す事にする。

一生懸命走るようにして登っていると香川の男性達が下りてきて山頂はガスが引いたとの事。

こりゃ大変、更にスピードアップして登り返す。



頂上に駆け上がると、目の前に剣山系の山々の大パノラマが広がっている。

遅れて上がってきた家内も大喜び

引き返して来た甲斐があった。

中津山、烏帽子山、寒峰そしてその奥に矢筈山

その右に剣山、次郎笈、三嶺、天狗塚、綱付森そして土佐矢筈山までくっきりと見える。



中津山の右に烏帽子、前烏帽子、寒峰そしてその奥に矢筈山



天狗塚は牛の背まで白くなっている。



工石山方向の山が雲海から顔を出す。

高知の山は私には同定できない。



高知の団体の方と山々の同定をしながらお話しをする。

この女性と大きなカメラを持った男性のご夫婦は、昨年の10月から山歩きを始めて、山にはまっているそうだ。

もう一人の女性は、下山してからお聞きすると雪の西穂高を二度も登るなど冬のアルプスを良く登られているそうだ。

すごいなあ。



日が差してポカポカしてきた。

ジャケットを脱いでも温かい。

先ほど震えながら昼ご飯を食べたのが嘘みたいな陽気だ。

十分に景色を堪能してから、下山開始。

12時48分



青空の下、日に照らされて輝くブナは流石素晴らしい



霧氷のブナも素晴らしいが、雪を身にまとったブナもまた素晴らしい。



高知の団体が下りてきて追い越して行った。

大きなカメラを持った男性が感激しながら激写

足が進まなくなってしまったので追い越すが、またすぐに追い越された。



私達は雪の景色を楽しみながらのんびり下る。

途中でご夫婦が登ってこられた。



14時23分 登山口に帰ってきた。

高知の方々とお別れして一路自宅へむかう。

高速が込んでいて2時間半もかかった。

今日は、一度はあきらめた素晴らしい眺望と雪のブナを楽しむ事が出来た。

そして、沢山の人と出会いお話をする事も出来た。

今年も楽しい山歩きが出来る予感がする。



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