冬の里山 忘年登山 雪の中津峰山  2009/12/31
          里山倶楽部四国編 

− 大晦日の中津峰山は雪の中 −

今年も大晦日となった。

今年は念願の槍ヶ岳に登る事が出来たし、立山の縦走をする事も出来た。

何よりも事故することもなく80回程の山歩きが出来た事を感謝!!

今年の登り納めは予定では剣山に登り剣山山頂ヒュッテに泊まるつもりだった。

しかし、昨夜から山は大荒れだと言う。

(朝起きるとやはり見ノ越への道は通行止めだった。)

それではお高越山にしようと早く寝たが、朝明るくなっても家内が起こしに来ない。

朝から雨で家内が戦意喪失、くつろぎモードに入っている。

仕方がないのでお高越山は諦めて中津峰山に変更。

たけちゃんを誘って金谷へ向かう。

なんと雪がちらつき始めた。



8時55分出発

見上げると中津峰山山頂あたりは真っ白。

いやしの道登山口9時13分



写真を写していると家内とたけちゃんのペースが速くて離されてしまう。

追いつこうとすると汗びっしょり。

こもれび広場に9時24分到着



意外と雪は少ないが気温は丁度0度



家内は水を口にしただけでどんどん登って行く。

電力鉄塔のあたりから雪が多くなってきた。



上の駐車場にも車は停まっていない。

今日は誰も登っていないみたい。



何処かから銃声が聞こえる。

散弾銃の鈍い音が何回かする。

時々ライフルらしい乾いた銃声もする。

その内如意輪寺側からも銃声が響く。

こんな大晦日に殺生をしなくてもなあ!!

嫌だなあ..

如意輪寺からの道が交わると足跡が付いている。

男性が一人如意輪寺から登ってきた様だ。



雪が降り始めてジャケットを着るが風が冷たい。

顔に雪が当たり痛い。



10時39分天津神社着

付いて行くのに苦労するはずだ。

登山口から1時間26分で登ってきた。



雪がかなり厳しくなる。

たけちゃんと記念撮影



先行者はそのまま合戦尾根に下りたらしく頂上には誰もいない。

雪が降り続いて視界は全く無い。

天津神社のお堂をお借りして昼食。

温かいコーヒーが美味しい。

お堂の中にいても、じっとしていると寒くて手が痛い程冷たい。

食事が終わるともう座って居られない。



11時5分合戦尾根に向かって下山開始



見晴らしの岩も雪に埋もれている。

少し青空が見えてきたが眺望はない。



急な下りは雪で滑りやすい。

と言うかもろに滑ってしまった。

注意してガンガン下って行く。

平石山分岐から市内方向を見ると全て真っ白。



狭いトラバース道から真っ白な如意輪寺を眺める。

朝通ったドコモ鉄塔が見えてきた。



平石山への分岐には先行者の足跡

平石山に一旦向かって引き返してきている。

急な岩場を滑らない様に気を付けて下る。



いつもは一息入れる鉄塔広場もそのまま通過



三角点まで下りてくると雪が止んで天気が回復してきた。

中津峰山頂もくっきりと見える様になる。

天気予報よりは約天気が回復してきた様だ。

12時48分金谷駐車場着。

駐車場には私達の車以外に二台しか停まっていなかった。

やはり大晦日に登る人は少ないみたい。

剣山で初日の出を見る事は叶わなかったが、静かな雪の中津峰山で今年の登り納めをする事が出来た。

来年ものんびりゆっくりの山歩きを楽しむ事が出来たら良いなあと思う。

今年山で出会った人達、そしてこのホームページを覗いていただいた人達に幸せな年が訪れます様に。

今年はどうもありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。





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