冬の里山 中津峰山  2010/2/14
          里山倶楽部四国編 

− 沈丁花の香る里山歩きを楽しむ中津峰山 −

昨日は職場のゴルフで白く輝く剣山系の山々を見ながら相変わらずのヘボゴルフ。

今日は、家内の実家のアンテナが壊れたとの事でアンテナ設置に行かなければならない。

どうせなら地デジが見えるようにと色々検討の結果、御坊のUHF送信所の電波を受信する事にした。

徳島では、地元民放の地デシ放送局は1局のみ。

大阪の放送を受けなければならないが地デジは映らないと言う事でCATVに加入する様に言われている。

私の家もCATVだが初期費用は高いし、毎月3500円以上必要だ。

毎年4万円の費用を払うのなら高性能アンテナとブースターを購入してもおつりが来る。

多チャンネルは見る事はないしBSとNHKそして民放4局が映ればそれでよい。

カシミールで和歌山御坊から家内の実家の阿南市まで直線距離で40q

御坊の送信所は標高477mに設置されているので遮る物は何もない。

と言うわけで必ず受信できると確信。

さあ準備も出来たので、その前に中津峰に一登り。

そう言えば中津峰山は今年初めて。

今年は雪山が素晴らしかったので近くの山に足を向ける暇がなかった。



金谷の駐車場はいつもより車が多い

何時もの姉妹がやって来て直ぐにいやしの道に向かった。

私達は一風新道に向かう。

8時49分出発



第一のピークには東からの道が綺麗に整備されていた。

今日は昼から雨だとの予想だが青空の良い天気



もう春の陽気。三角点で衣服調整。

気持ちの良いフカフカの道を行く。

傾斜は緩やかだしこんな道ばかりだと良いのに。



良い香りがすると思ったら白花の沈丁花が山肌に沢山咲き始めている。

調べてみるとコショウノキでした。

花に毛があるのと花数が少ないので見分けるそうです。



首無し地蔵まで来て山道にはいるとヤブツバキの純林が続く。

足下にも赤いツバキ



見事なヤブツバキの花を楽しみながらのんびりと歩いていく。



鉄塔まで来て息を整える。

合戦尾根の岩場を登り始める。

家内はこんな岩場が大好き。

あっという間に見えなくなる。



岩場を上り詰めると見晴らしの良い肩に着く。



平石山分岐の見晴らしの岩で一休憩。

リョウブとアオキの多い尾根を中津峰山頂に向かう。



男性一人に女性二人が下りてきた。

昔の茶店跡から登ってきたと言うが?

ガマンの一本登り道を登り切ると展望岩に着く。

ほっと一息ついて眺望を楽しむ



平石山方向



10時52分頂上着。

頂上には城の内高校のワンゲル部の生徒さんが訓練の為?星谷から登ってきていた。

徳島の高校生のグループと山で会うのは初めて。



気温は8度

春の様だ。



高丸山から雲早山の北斜面は真っ白。

かなり積雪がある様に見える。



今日は何時もの人達は見かけない。

一組のご夫婦だけが食事中。

私達も手作りベンチでゆっくり食事。

次々と登山者がやってきたので帰ろうかと腰を上げたらご夫婦から声が掛かる。

私のHPにお越しいただいているそうだ。

ありがとうございます。

藍住町にお住まいでいつもは大麻山や大山に登っておいでだとか。

大山の観音道は良いですよとご紹介いただく。

これから展望台に行ってシャクナゲの道から帰られるそうだ。

記念に一枚写真をお願いする。

さあ帰ろうとしていたら、なんと愛犬レオ君を連れたkamokamoさんがやってきた。

近くにお住まいなのに中津峰山は初めてだそうだ。

昨日は三嶺から天狗まで周回して長い林道歩きをしたばかりだというのに元気だなあ。

平石山のルートをお教えしてお先に失礼する。



下り始めると天気が悪くなり寒くなってきた。

次々に登山者が登ってくる。

こもれび広場への道は最近あまり歩かれていないのか落ち葉が深い。



気温は6度



里には白梅が満開。

駐車場に帰ってくるとなんと頂上でお会いしたご夫婦がシャクナゲコースからもう帰って帰り支度中。

早いなあ!

ご挨拶して私達も家内の実家に向かう。

アンテナを付け替えようと屋根に登って古いアンテナを外そうとしたがネジがさび付いてびくともしない。

困った!やはりポールから新しくすれば良かったかな?

仕方ないので金槌でたたき壊してやっとの事で付け替える。

ブースターも入れてテレビのチャンネルを設定するとくっきりはっきり写った。

以前、生駒山からの電波を受信していた時とは比べ物にならない程鮮明に写る。

これなら地デジもきっと大丈夫。

これなら私の団地からも受信できるのでは?

カシミールで見ると御坊の送信所へは、あづり越えと日の峰が少し掛かる様だが何とかなるのでは?

一度テストしてみよう。

里山倶楽部四国編
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