冬の里山 中津峰山   2010/2/28
          里山倶楽部四国編 

− ヤブツバキの赤い絨毯を歩く一風新道 −

今日は西三子山に福寿草の花を見に行く予定であった。

しかし、朝早く起きると雨が降っている。

こりゃ駄目だと二度寝して起きると8時過ぎ。

天気は回復しているが、もう時間が遅い。

再度寝て起きたら10時過ぎ。

いつの間にか陽がさしている。

11時間も寝て体調は最高。

そうだ、中津峰山の一風新道にヤブツバキを見に行こう。



金谷の駐車場に着くと蜂須賀桜が咲き始めている。

去年より一週間遅れの開花

艶やかなピンクが美しい。



集会場からやすらぎの道に向けて出発

11時13分



アラカシ等の大木が多い

最初一寸踏ん張り所があるが今日はよく寝たので快調



独特の香りがする。

やはりヒサカキの雌花が咲いていた。

やかん峠まで来るとしばらく快適な水平道



ルンルン気分で歩いて行ってやれやれベンチで水休憩



ツルシキミに赤い蕾かと思ったがどうも違うみたい何の花だろうか?

蘭ちゃんからクスノキ科シロダモ属のイヌガシの花だと教えていただきました。

ありがとうございます。

綺麗な花です。

12時9分車道を渡る。

いつもの様に汗びっしょりになる。



途中冷たい風が吹いて汗が一気に引くが頂上付近に来るとポカポカ陽気

12時52分中津峰山山頂着。



到着が遅かったので何時ものメンバー以外登山者は居ない。

霞んだ山並みを見ながら、ちらし寿司の弁当を食べコーヒータイム

石垣にもたれて少しウトウト



13時13分合戦尾根に向けて下山開始



いつもの様に平石山分岐から徳島市内を眺める



岩場の下りでは身軽な家内を追いかけるのが大変

鉄塔広場についてほっと一息



いい匂いがして白い沈丁花の花が咲いていると思ったが、どうもコショウノキらしい

花に毛があり花数が少ない事が特徴

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属

(果実が胡椒のように辛いからコショウノキ)

いつもの様に一風新道に向かう。



ヤブツバキの純林に着くとヤブツバキが満開

夕べの風雨で沢山花が落ちている。

此処のヤブツバキは柔らかなピンク色の花が混じっている。



真っ赤なヤブツバキに混じって咲くピンクのヤブツバキは可憐で美しい。



春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少

尾根道は昨夜の風雨で散ったツバキの花がまるでピンクの絨毯の様

何処までも続く



こんなに素晴らしいヤブツバキの落花の道を歩くのは初めて



首無し地蔵にはヤブツバキの大木が多い



舗装路から山道に入り三角点に向かうとコショウの木が沢山咲いている。

良い香りだなあ!

明るい尾根道に来るとまた独特の香り

ヒサカキが咲き始めている



真っ白なアセビの花が咲き始めているのに驚き

随分と早い開花だなあ



ヒサカキの木肌は赤褐色

花のない時には気が付かないが里山には多い



下りてくるとアセビの花が多くなる



羊歯も元気になってきた



リョウブには木の芽が出始めている。



随分とゆっくり花を楽しんで金谷に15時11分に到着

もう一度蜂須賀桜を楽しんで帰宅。

まだ16時前だが風呂に入ってビールそして18時まで昼寝

今日も最高の一日を過ごす事が出来たかな?

里山倶楽部四国編
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