秋の里山 中津峰山  2010/9/4
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− 初秋の花が咲き始めた中津峰山 −

今年も出会えたチャボホトトギス

暑い暑いと言っている間に9月になってしまったが、まだまだ真夏の日が続く。

毎日35度以上の気温の日が続く。

毎年9月になると中津峰にチャボホトトギスが咲く。

今年は暑いのでまだ咲いていないかもしれないが、会いに出かける。



8時18分、金谷の駐車場を出発するとクズの花が満開。

ヤブガラシが実になっていた。



ナナフシが道路にいて踏んづけるところだった。

ヤブランが咲き誇っている。



蜜柑用のモノレールが朽ちるのを待っている。



センニンソウがミカンの木を覆っている。



クサギはもう実になっている。



ヌマダイコンとシュウブンソウが咲く沢道を行く



ガンクビソウも沢山咲いている。

8時48分登山口出発



急坂を上り木漏れ日広場へ

気温は26度

早くも汗びっしょり

凍らせた水がもう溶け始めて美味しい。ガブ飲みする。




ふと見ると椅子の下にアンパンマンのジュースのパックが4つ程放り込んである。

子供連れが飲んだのだろうか?

4人もいれば一人くらい良識のある人がいると思うのだが?

用意したゴミ袋は既に満杯。



車道に出てアジサイの休憩所で一休み

気温が上がってきて28度になっている。

良く出会うご夫婦がもう降りて来た。

朝の涼しい内に登られた様だ。



チャボホトトギスの咲くところまでやってきたが、まだ蕾もない。

ガッカリして登るとツルリンドウを発見。

家内の好きな花なので大喜び



植林帯を登って行くと、やっと咲いているチャボホトトギスを発見

咲き始めたばかりだが一年ぶりの出会い。



頂上近くになるとヤマジノホトトギスが多くなる。



色の濃いヤマジノホトトギスも咲いている。



10時58分頂上着

登山口から2時間10分

暑いとやはり時間が掛かっている。

山頂には誰もいない。



高丸山方面もよく見えている。



誰もいない東屋で食事

中津峰の標識が綺麗になっていた。



しばらくするとご夫婦?と単独の男性が到着

パラグライダーが空を舞っている。



皆さんとしばらく雑談して森林公園に向かって下山開始。

ツルシキミの実が赤くなりかけていた



登山道脇にはツルリンドウが沢山花を付けている。

少しピンクがかった花が可愛い。



階段脇にはヤマジノホトトギスが所狭しと咲いている。



アサマリンドウの蕾が随分と大きくなっている。

もうすぐ咲き始めることだろう。

楽しみだ。



例年びっしりと咲いているシコクママコナが今年は少ない。



ツルリンドウは何回見ても飽きない。



ふと足元を見ると小さなチャボホトトギスが地面にへばりつく様に咲いている。



ビッシリと咲いているので気がつかずに踏みそうだった。

咲き始めなので虫にも囓られてなくて綺麗。



?の花と?の花



テイショウソウはまだ蕾

メタカラコウはまだ咲き始め



林道まで降りていく



沢では苔が水に濡れて綺麗



赤とんぼがノンビリ飛んでいる。

だいぶ胴体が赤くなって秋が来たことが解る。

車道を下っていくと、道ばたにうるさく茂っていたイタドリ等が刈り払われていた。

明るくなった崖になんとイワタバコが群生している。

こんな所にイワタバコが咲くなんてビックリ。

賑やかな声がして五滝からの登山道から若い女性が二人飛び出してきた。

汗びっしょりで、農村舞台から歩いてきたと言う。

徳新の記事を見て、中津峰山まで登ると言う。

登り口の案内をして失礼する。

ブームなの?若い女性が汗を流して登っている姿は輝いていていいなあ。



木漏れ日広場に帰ってくると気温は29度

スズメバチが飛んでいるので早々に退散する。

若い男性が「暑くて1.5リッターの水を飲み干して登頂は諦めた」と降りて来た。

やはりこの時期ペットボトルは一人5本は必要だ。

沢に降りて水で顔を洗おうとしたら、大きな蛇が岩陰から飛び出してビッツリ。

沢の水もなんだか生温い。



放置されたキウイ畑にキウイが沢山実っている。

灼熱の舗装路をしばらく歩き、14時39分車まで帰ってきた。

飛んで帰ってシャワーとビール。

5時過ぎまで爆睡してしまった。

真夏の様な気温の日が続くが秋の花達は確実に咲き始めている。

これから涼しくなると山歩きが快適になるので楽しみ。

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