初夏の里山  雨の中津峰山   2011/06/12
          里山倶楽部四国編 

− 中津峰山 スイカズラ アサヒナカワトンボ? −

今日もまた昼から雨の予報

雨の降る前に剣山を歩きたいというので朝早く出発。

ところが神山に入ると早くも雨が降り出した。

これでは戦意喪失。

手軽な中津峰山に行き先を変更。

上の駐車場まで車で行く。



小雨の降る中、いやしの道を上っていくと早くも3人の男性が下山してきた。

こんなに朝早く登っている人がいるのに感心する。



登山道にはエゴノキの白い花が一面に落花している。

こんなに山中に多くのエゴノキがあったっけ

あちこちで朽ちた木が倒れている。

先日の台風の所為かな。



ますます雨が強くなりガスって来る。

コガクアジサイはもう花の終わり。



実の付いたヒノキの枝が折れて沢山落ちている。

ヒノキにはこんなに沢山の実が付くことを初めて知る。



山頂には小さな花のツツジが咲き始めている。

今頃?



頂上には誰もいない。

景色も全く見えない。



頂上にはサルトリイバラの実やコナスビがあちこちに見られる。



スイカズラも面白い花を咲かせ始めている。



ベンケイソウ科のグラプトペタルム・パラグアイエンセ(オボロヅキ)の花はもう終わりかけ。

東屋でコーヒーだけ飲んで下山開始。



森林公園に向かうとタツナミソウが沢山咲き始めている。

タツナミソウはスミレなどと同時期に咲くと思っていたが、今頃咲き始めるタツナミソウもある事に驚き。



小雨の中津峰を歩くのは情緒があって好きだ。

少し位の雨なら樹木の枝が遮ってくれて濡れる事も少ない。



鮮やかな小さなツツジがあちこちで咲き始めている。何ツツジかな?

森林公園近くでは植えられたツツジも多いので?だ。



藪ウツギも所々に残っている。



コガクウツギはすでに装飾花がほとんど落ちている。



スイカズラはいたる所で群生している。



やっと咲いているエゴノキを発見

一面に落花の最中。

暗くて良く写せない。



中津峰のカワトンボはニホンカワトンボと思い込んでいました。

ところが四国の中央構造線より南のカワトンボはアサヒナカワトンボらしいです。

違いはよくわかりません。

以下のニホンカワトンボの記述はアサヒナカワトンボの間違いかもしれません。

*****

シャクナゲ園への分岐の沢に来るとニホンカワトンボが沢山飛んでいる。

私たちに興味があるのか飛んできてすぐ目の前に留まる。

ギョロッとした複眼が面白い。



ニホンカワトンボはメタリックな体と褐色の翅が美しい。

しかし、雄のニホンカワトンボには翅が透明な個体もある。



ヤブムラサキが隠れるように咲いている。



車道脇の斜面にはナガバノモミジイチゴの黄色い実が沢山付いていた。

斜面下にはニガイチゴだろうか真っ赤な実も沢山あるがやはりこの黄色いイチゴが一番美味しい。

一粒口に入れると、少し熟れすぎていて雑味が舌に残るが酸味の無い優しい甘さが口中に広がる。

いくらでも食べることが出来そうだが、慣れないものを食べて腹をこわしても×なので程ほどにする。

ジャムにすると良いのかも。

車道を下りていくと何時ものメンバーが沢山登ってきた。

雨なので登山道を歩かず車道を歩く人が多いのかもしれない。

11時には下山したので、お風呂に入って一眠りする。

起きたら大雨が降っていた。



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