初夏の里山  西赤石山 ツガザクラ アカモノ  2011/06/04
          里山倶楽部四国編 

− 西赤石山 ツガザクラ アカモノ 満開  −

今日は梅雨の合間の貴重な晴れ間

西赤石のツガザクラやアカモノが満開になっている事だろう。

家内はこの日のためにリハビリに励んできた。

頂上までたどり着けるかどうか心配だが、ユックリ登れば何とかなるだろう。

5時過ぎに家を出て、東平の駐車場に到着すると先着者は3台。

アケボノが終わったので今日は静かな山歩きが出来るかな?

7時34分出発



コガクウツギが咲き始めて初々しい



ヤブウツギは今年初めての出会い。



広場ではコナスビが朝露に濡れていた。



銅山ヒュッテに向かうとギンランがお出迎え。



オククルマムグラやウワバミソウも咲き始めている。



おっ!こんな所にアカモノが。

コバノガマズミが咲き残っていた。



何時もの所にコケイランが咲いている。

地味なランだが出会うとうれしい。



コツクバネウツギが多くなると銅山ヒュッテが近い。



8時48分銅山ヒュッテ着



庭にはアカモノがびっしりと咲いている。

昨年来た時は咲き始めで少ししか咲いていなかった。

ギンランはもう終わりかけていた。



朝オートバイで来ていた男性が馬の背からやってきた。

花の撮影に来られたようだ。



ヒュッテの奥様と少しお話をして銅山越えに向かう。



9時25分銅山越え到着。凍らせたプリンを食べて一休み。

先着者が一人休んでいた。



エントツ山さんの標識に挨拶して出発。



今日は霞んで遠くは見えない。



登山道脇にはアカモノがびっしりと咲いている。



ピンクのほんのりとした頬紅が何とも可愛い。

まだ蕾が沢山あるのでしばらく楽しめる事だろう。



開けた稜線にでるとツガザクラが満開。



ツガザクラは丁度見頃で家内が喜んでいる。

朝露に濡れたツガザクラも魅力的。



西赤石山の山頂はまだ遙か向こう。

家内は少し疲れてきた模様。



綿毛が一杯何の木?

ヤマヤナギだと思うが、あまりにも多すぎる。

綿毛が飛び回って吸い込んでしまいそう。



家内は膝が良く曲がらないので岩場では苦労している。

がんばって登っていく。



登山道脇にはコクワガタが群生。



こんな標高の高い所にウツギが咲いている。

偽ピークをいくつか越えてやっと西赤石の山頂が見えてきた。



あっ!マイヅルソウが咲き始めている。

マイヅルソウの葉はよく見るが開花の時に出会うのは難しい。

咲き始めの花に出会えてラッキー。



岩を登り切って山頂直下から来た道を振り返る。



こんな所にツガザクラが群生。

普通ツガザクラの花は小さくて地味だが、ここのツガザクラははピンク色で可愛い。



銅山越えでオオトカゲしていた男性は此処の岩でも大休憩している。

のんびりと山を楽しんでいるようだ。

11時13分西赤石山頂着。

3時間半以上掛かった。

何時もなら此処から物住頭に向かうのだが、今日の家内の状況では此処までが精一杯。



前赤石山方向を眺めながら昼食。

頂上もヤマヤナギの綿毛が多いので落ち着けない。



枯れ葉のような蝶が山頂標識に留まっている。



一瞬、羽を広げると鮮やかな模様。

ヒョウモンチョウの仲間かな?

調べてみるとヒオドシチョウのようだ。

後翅の青い帯がとても洒落たアクセントとなっている。



山頂にいた5人位のパーティが下山するともう誰も登ってこない。

今日は静かな山だ。

私たちも下山する。



お昼過ぎになると次々と登山者がやってきた。

アカモノを撮影しているとお声がけいただいた。

なんと高知のモチモチさんご夫妻だ。

昨年国見山でヤマシャクヤクを見た時にお会いして以来かなあ。

お久しぶり。

元気に山頂に向かわれるのを見送って私たちも出発。



ショートカット道を下ると、何時もの所にアオノツガザクラがわずかに咲き残っていた。

何故此処にだけ咲くのか不思議。



タニギキョウを見ながら上部鉄道跡で休憩。



沢音が大きくなると登山口が近い。

15時丁度に登山口着。

超スローペースだったが何とか西赤石山に登る事が出来た。

家内は大喜び。

私も久しぶりの山だったので疲れてしまった。

来月、北アルプスに登るのには、かなり訓練が必要みたいだ。





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