春の里山 大川原高原  2010/4/4
          里山倶楽部四国編 

− 大川原高原 春のドカ雪危害は甚大 −

大川原高原のヒゴスミレに逢いに行こうと家内が言う。

大川原の花の時期はもう少し先になるので他の花はあまり期待できない。



去年、群生していた場所に今年もヒゴスミレが咲き始めていました。



クリームのような純白の花がとても素敵です。

もう少しすると一面真っ白になるくらい沢山咲くことでしょう。



登山口には新しい希少野生生物保護の看板が設置されていました。

私達、巡視員は盗掘などを発見しても逮捕することは出来ませんが、報告や通報することとなっています。



登山口に向かうとリョウブやアセビの木がボキボキと折れている。

先日の春のドカ雪の所為だろう。



登山口には倒木等のため全面通行止めとなっている。



仕方なく四電の作業道に向かう。

ヤマザクラなどが倒れ落ちてきて道を塞いでいる。



自然の力は凄い。

押しのけて潜ったり跨いだり苦労して進む。

遊歩道は更に大きく木が折れて足の踏み場もないくらい。



四電作業道終点から鉄塔に向かって登る。



見晴らしの良い広場で昼食



こんな所に古い天の岩戸の石柱

カンアオイが可愛い花を付けていた。



ハルトラノオも咲き始めていた。



トクシマコバイモも元気に花を咲かせていた。



キャンプ場の池に向かい散策。

花好きなご夫婦が二組ほど散策されていた。



濃い色のスミレはにおいタチツボスミレ?



フキノトウがまだ新鮮だった。

この山の春は遅いなあ。

ショウジョウバカマも咲き始めている。



ショウジョウバカマのシロバナは清楚な感じがする。



ニオイタチツボスミレ?



普通のタチツボスミレ?



距まで白いタチツボスミレ?



センボンヤリが咲き始めていた



ゆっくりと散策して府能?の旧道に向けて下りてみた。

途中に天岩戸別神社があった。

大川原高原が天の岩戸伝説の山だと初めて知った。

旧438号線に出たところにも天の岩戸の古い石板。

今年の大川原高原のカタクリは倒木の整理が出来ないと無理かも知れない。

花のためには、しばらく通行止めのほうがよいのかも?


里山倶楽部四国編
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