夏の里山 大川原高原  2010/8/22
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− 大川原高原 真夏の花 −

パソコンが苦手な家内は、私のレポートを全く見ようとしない。

しかし、最近私がパソコンをしているとのぞき込んだりしている。

やはり興味はあるみたいだ。

先月電気店に行くと、最近のテレビはインターネットがリモコンで簡単にできると聞いた。

試してみると少しレスポンスは遅いものの山歩きのレポートを見るのには十分だ。

せっかくだから大画面の46インチを購入することにする。

今の37インチの液晶は家内の母親へプレゼント。

所が4原色LEDに惹かれて、デモを見たのとは違うメーカー(S社)を購入した。

早速設置してホームページを見るが、なんと言うことでしょう!!!

奥穂高のレポートを見ようとすると途中で「メモリーが足りません」のにエラーメッセージ。

エントツ山さんやグランマー啓子さんのレポートも見ることが出来ない。

どうやら画像を読み込むメモリーが信じられないくらい小さい様だ。

メーカーに電話すると「TVでインターネットを見るときはそんなものですよ」との信じられない返事。

電気店に行って確認すると他のメーカーでは問題ない。

S社の姿勢には大いに疑問、不満を感じる。

頭に来たが、駄目なものは駄目。

ネットで調べると外付けの便利な装置があると言う。

バッファロー社のを購入。



いろいろ手こずったが、これでテレビでもサクサクインターネットが出来る様になった。

おまけにパソコンとネットで繋がってパソコン内の画像をテレビで見れるし、

テレビ番組をパソコンやLANのDISKで録画も出来る。

でも此を買うのならTVを買い換える必要はなかったなあ。

しかし家内は大喜び。

夜遅くまでネット仲間の皆さんの最新レポートを見ている。

大画面で見ると小さな写真もくっきりと大きく見えてとても見やすい。



とそう言う訳でこのところ寝不足。

今日も近くの楽ちんな山を散策しようかな。



ゆっくりと用意して大川原高原に向かう。

大川原高原では高原マラソンコースが設置されていて大勢の人たちが走っている。

咲き残ったアジサイの間を登って行く。



足下にはウツボクサやゲンノショウコが所狭しと咲いている。



サワオトギリやノリウツギも賑やかに咲いている。



風がないので静かな風車



ノササゲやシコクママコナも静かに私たちを待っていてくれた。



ツツジのトンネルも緑濃い

まだ誰も歩いていない遊歩道ではキンミズヒキがポツンポツン



ヒメジョオンがまだ咲いている。

ヒメヤブランがこんな所にも咲いている。



派手な百合はコオニユリかな。

ドウダンツツジは葉が茶色に変わってきている。



足下に大きなオオナンバンギセルが咲いている。

よく見ると草の間に沢山咲いている。

昔は良く出会ったが最近であったことがなかった。

ピンクの唇の様な花が面白い。

真夏には来たことがなかったので出会わなかったのかもしれない。



ワレモコウが一面に群生している。

家内の大好きな花。

秋になると数も減って新鮮でなくなる。

この暑い季節が一番感じよく見える。

暑い中、風に揺らぐワレモコウを見ていると暑さを忘れる。



カワラナデシコも沢山咲いていて初々しい。



古い祠もヌルデの葉に覆われている

カタバミの黄色の花が可愛く感じられる。



展望台からの眺望。

徳島市内は霞んでいる。

木々の間に白く見えるのはノリウツギの花。



アセビやミツバツツジの樹下に咲いているのは、シュンジュギクかな。



ヌスビトハギも可愛いピンクの花を咲かせている。



頂上を過ぎて右へと下る。

春の雨氷で倒れた木々で通ることの出来なかった道も整備されて歩きやすくなっている。

ヤマトウバナは何故か好きな花だなあ。



トゲアザミはまだ蕾

倒れた木の残骸が沢山残っている。



暗い岩場に真っ赤な実が目立つ。

よく見るとヤマシャクヤクの実だ。

実が弾けてこの黒い種を鳥が食べて広がるらしいが、芽が出てから花が咲くまで7年以上かかるらしい。



ハエドクソウも小さな花を開いている。



遊歩道の地面に可愛く咲いているのはクサアジサイ。

崖でもないのに道の真ん中では踏まれちゃうよ。



シギンカラマツも涼しげに咲いている



一杯咲いている背の低いこの花はやっぱりシュンジュギクかなあ?



アキノタムラソウはもう終わりかな。



此処にもシコクママコナが群生。



ツルニンジンの蕾が沢山垂れ下がっている。

もう少ししたら変わった花を咲かせるだろう。

せわしなく蜜を吸っているのはヒメアカタテハかな?



イチモンジがノリウツギで一生懸命蜜を吸っている。



アカソとテントウムシ



駐車場に帰ってくると車が増えていた。

人が多くなってきたのでキャンプ場の池で静かに昼食を楽しむ。

涼しい風が吹いて気持ちが良い。

こんな素晴らしいところで静かに食事が出来るなんて贅沢。



池の畔のヌスビトハギとコオニユリ



翅の途中に茶色のバンドと白斑がある剽軽な顔のトンボは「ミヤマアカネ」

もうすぐ真っ赤な秋の色に染まることだろう。

真夏は敬遠していた低山の散策は意外と沢山の花に出会えて最高。

熱いシャワーの後の冷たいビールは今日も最高

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