相栗峠 〜 大滝山 2009/10/17 
里山倶楽部四国編
久しぶりの相栗峠 急坂に喘ぎました。

今日はもう一つテンションが上がらず寝起きが悪く気が付くと8時半。

文化の森でも歩こうかと言うと物足りないと言う。

それじゃ久しぶりに大滝山に行こうか。

相栗峠の急登も懐かしいなあ。

高速を下りて美馬温泉経由で相栗峠へ。



10時10分 懐かしい相栗峠の駐車場に着いた

標高572m

此処から竜王山へ5400m

今日は反対側の大滝山へ向かう。

以前香川に住んでいた時は季節の変わるたびに大滝山に来ていた。

相栗峠からのピストンは2003年以来となる。



10時16分出発

登山道は綺麗に刈り払われている。

見晴台のある広場も綺麗に整備されていたが今日も誰もいない。

こんなに人気のないところも珍しい。



広場にはセンブリが群生



四国三大急坂はやはり厳しかった。

しかし、落ち葉はなくてしっかりしたトラロープが設置されていて登りやすくなっている。



20分くらいで急坂を上りきる。

いつの間にかベンチが設置されていた。

早くも汗びっしょり。

足がパンパンになってしまった。

此処から大滝寺まで6qの標識



また急坂を上っていくと奥の湯温泉への分岐。

此処から竜王山まで4.5qの標識。相栗峠から5.4qだったので此処からは6.2qくらいはあるはず。

この従走路の距離表示は所々ちぐはぐになっている。

11時7分平帽子山779mに到着



少し下ると国地蔵峠



明治14年の立派なお地蔵さんがある。



此処から以前大平の村落を抜けて車道まで下りた事がある。

また登り返して行く。



センブリが一杯咲いている。

コウヤボウキはもう実になっている。



カエデが少し色づいている。

やつと見晴らしの良いところに来た。



アキチョウジが少しばかり咲いている。



おっ!綺麗な紅葉



ヤマハゼ?の黄葉が綺麗だがかぶれたりしないかな?



テイショウソウがチラホラ



細尾峠11時51分通過

ここからキャンプ場や中腹線歩道に行く事が出来る。

やっと大滝山まで半分来たかな?



苫尾峠は以前此処から苫尾へ下りて車道を相栗峠まで歩いた記憶がある。

すぐに苫尾峠



四等三角点がある。



三本松の残っていた松は崩落して下方に落ちている。



ここからも中腹遊歩道に下る事が出来る。



見事な紅葉が始まっている



懐かしい大生(おおばえ)峠



新緑の様にみずみずしい緑



コシアブラも多い



城が丸943m三角点に到着

此処で6年前にREIKOさんにお会いしてホームページを作る事になった。



ここからは道の半分が大滝山の所有地となりややこしい。



此処からブナ峠までは素晴らしいブナの林が続く



ブナの黄葉は来週くらいがピークかな



13時丁度大滝山頂場着。

また山頂標識が無くなっていた。



西照神社でトイレをお借りする。



灯明杉がそびえ立つ。



高松方向の見晴らしの良いベンチで昼食

目の前に大相山



正面にはクレーター五座と高松市内が霞んで見える。

以前住んでいた奥の池も。



直ぐ横に大相山から中山峠への従走路の標識があった。



13時42分下山開始

14時22分苫尾峠通過

しかしこんな良い季節なのに誰にも会わない。

この素敵な従走路を楽しまないなんてもったいないと思います。

春の花の季節から雪の季節までとても手軽に自然を満喫できるコースですよ。



下山のはずなのに登り返しが多い。

突然家内が悲鳴を上げる。

真っ黒な大きな猪が子供を連れて散歩していた。

一瞬眼があって、あっという間に走り去ってしまった。



この従走路は殆ど眺望はない。

唯一見晴らしの良いところから徳島側を眺める。

ススキの向こうに西の谷の尾根が伸びる



綺麗な色のツルリンドウが数輪咲き残っていた。



15時23分大平のピークに着き水分補給

後ろ向きにロープを頼りに下る。

家内はスイスイ下るが私は手にばかり力が入り汗びっしょり。

滑りそうで疲れて途中で休憩。

登りは20分で登ったのに下りは30分以上も掛かってしまった。



16時6分相栗峠着。

腰も足もガクガク。

目眩がする程疲れた。

急坂の下りは私にはきついなあ。

ダイエットしなくちゃあ。

後は夏子まで稜線を走り帰宅。

疲れたけど久しぶりの大滝山をたっぷり楽しむ事が出来た。

徳島や香川の山歩き大好きな方は一度はこの笑っちゃうくらいの急坂を楽しんでくださいね。

里山倶楽部四国編
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