－ ひたすら歩く阿讃従走路 －
帰りには可愛い花達が待っていてくれました
いよいよ、春の三連休。
１０００円フェリーで奈良に行き、熊野古道果無山脈を縦走する予定だった。
しかし、天気が悪そう。
特に日曜日は大荒れの天気になると言う。
仕方がない。三連休は近くの山でのんびりしようかな。
そうだ、毎年春の恒例「竜王山ピストン」に行かなくちゃあ！
可愛い花達も待ってくれているかも？
竜王山トラックデータ
沿面距離 １７．４㎞
累計標高差 ±１４８０ｍ
 
道の駅ことなみの第二駐車場に停車。
８時丁度に出発
三角の大カツラが赤く芽吹いていて美しい。
このカツラを見るために登山口より遠いこの駐車場に停めたのだ。
民家奥の山桜も満開
 
久保谷の駐車場には一台も停まっていない。
８時６分登山開始
今まで気がつかなかったがフサザクラの木が多くて丁度花が咲き始めている。
此処から三頭越えまで１８５０ｍ
此処の標高が４６０ｍ
８１０ｍの三頭越えまで標高差３５０m程
 
昔に比べたら格段に整備された道を上っていく。
渓流を渡るところも石が積まれている。
小さなスミレは早春に咲くアオイスミレだろうか
 
アブラチャンが咲き始めている
ヤマルリソウもまだ蕾
一輪だけ花を開いていた。
 
建設中の林道を越えて９時３分三頭越え着
 
おっぱい地蔵と鼻欠け猿田彦が今日もお見合い中
 
水分補給して竜王山に向かう。
 
９１４mのピークまでたった１００m程の標高差だが厳しい登りだ。
１５分ほど踏ん張って登り標識から左へのピークへ行く。
 
| 点名 |
久保谷 |
| 種別等級 |
四等三角点 |
| 標高 |
913.26 m |
また下って行く。
これから登ったり下ったりの長い縦走が始まる。
 
寒風峠（さむかぜとうげ）まで１２００ｍにやってきた。
リョウブやコナラの素晴らしい稜線歩きを楽しむ。
この時期花もないので純粋なひたすら歩きが続く。
 
９時４４分、９２９ｍのピークの椅子で一休み
気温が上がってきた喉が渇く。
既に気温は１６度
一旦下って登り返すと８９６ｍの寒風峠に到着
１０時５分
 
また此処で一休み
もう既に脹ら脛はパンパン
 
此処からまた長い登り。
家内にどんどん離されていく。
 
踏ん張って踏ん張ってやっと三角点に到着
１０時２１分
| 名 |
竜王山 |
| 種別等級 |
一等三角点 |
| 標高 |
1012.85 m |
 
少し下ると龍王峠
車道の向こうから登山道を上っていく。
 
先日のドカ雪で折れたのか松の枝が沢山落ちている。
 
ドコモ鉄塔横で一休憩
これから登る竜王山が目の前。
 
また小さいアップダウンを進むと車道に出る。
年配の男性がやってきた。
讃岐竜王山まで行ってきたという。
これからまた少しその辺を歩くそうだ。
 
此処から最後の急坂を一気に登る。
 
阿波竜王山１１時５分到着
三頭峠から丁度二時間ほど掛かっている。
| 点名 |
阿波竜王 |
| 種別等級 |
四等三角点 |
| 標高 |
1059.77 m |
 
天気は良いが見晴らしは悪い
三角点前で昼食
それにしても暑いなあ
気温は２０度を超えている
 
徳島道を下り、車道をのんびりと引き返す
 
竜王峠まで帰ってくると先程の男性のジムニーが停まっていた。
あれっ、三頭越えにでも向かったのかな？
 
早く帰らないと寝坊助の花達ががまた眠ってしまう。
どんどん進むと寒風峠に若い男性が一人パンを広げて昼食中
頑張って９２９mのピークで一休み
またひたすら登り、９１４mのピーク
 
１３時８分三頭越えに帰ってきた
まだ日は高い。
一休みしてから下山開始
アブラチャンも陽が差すと美しい。
 
アワコバイモも肩を怒らせて咲いている。
ヨゴレネコノメはまだ花を開いていない
若い夫婦が熱心に花を撮影している。
 
これもアオイスミレかな？
イチリンソウには蕾が付いている。
来週くらいには咲くのかな？
 
ニリンソウの葉がびっしりと生えているが花はまだ先の様だ。
マルバコンロンソウが咲き始めている。
下を向いて花を写していると目眩がしてきた。
それにしても暑い。
沢に下りて冷たい水で顔を洗う。
 
沢の大岩の脇にはアワコバイモが群生している。
面白い形をしているなあ！
花を楽しみながらゆっくりと下って行く。
初老の夫婦がやってきて花の場所まではどのくらい掛かりますかと聞いてきた。
「後２０分も登ると綺麗に咲いていますよ」と言うと喜んで登って行った。
 
それにしても今日は登山者が少なかったなあ。
昼から天気が悪くなると言っていたので敬遠したのかな？
道路脇にはキブシの花が満開
駐車場まで帰ってくるとダンコウバイの花が風に揺れていた。
そういえばずいぶんと風がきつくなってきたなあ。
道の駅みかどの温泉でパンパンになった脹ら脛を揉みほぐして自宅へと向かった。
三頭トンネルの入り口の温度表示は２４度
お昼は夏日だったのかも知れない。
 
寝ぼけ眼の花達
 
蕾も少ないと思っていたが陽が差すと沢山の花が一斉に花を開いて待っていてくれた。
今年も会うことが出来てうれしい。
 
ユキワリイチゲは淡い色のグランデーションが美しいなあ。
里山倶楽部四国編
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