焼山寺山 2009/08/16
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− 焼山寺山に秋の気配 −

お盆ももう終わりだが今年はまだお寺へお参りをしていない。

お高越山か焼山寺山に登ろうかと思う。

家内が久しぶりなので焼山寺山に行こうという。

神山から焼山寺山へ登るには鍋岩から登るのが簡単だが、歩き足りないし

駐車場も有料でよく解らないので寄居から左右内(そうち)谷川の少し上流の広いところに駐車。



7時45分出発

左右内谷川の流れを見下ろしながら車道を歩く。



見事なサルスベリ



鍋岩に着くと藤川食堂の無料休息所が出来ていた。

しかし電柱の後ろで休める雰囲気ではない。

この広い駐車場は有料でロープが張ってある。

しかし、料金所もないし利用できない。

有料でも良いからきちんと利用できる様にならない物か。



此処の無料休憩所は何時も綺麗にしてお遍路さんを待っていてくれる。

田中食堂の前の左右内谷川を渡る。



青石の敷き詰められた参拝道は気持が良い。



馬地村落に来るとお茶の実が沢山なっている。

お茶の実枕なんてのもあるらしいが。

栗も実を付けている。



8時44分杖杉庵に到着。

一息入れる。

蒸し暑くて風もない。

スポーツドリンクがいくらでも欲しくなる。



民家の庭には梅を干してある。

無人販売所で販売するのかな?



農家のおじさんが出てきたのでお話をする。

先日の大雨は生まれて初めての経験で、裏山が膨らんで崩れるのではないかと心配したそうだ。

ゲンノショウコが初々しい。



マツカゼソウが涼しい風を運んでくれるかな?

青石の大きな一枚岩を清流が流れる。



山道に入るとお地蔵さんが見守ってくれている。



ヌスビトハギも可愛い



最後の坂を上ると焼山寺に着く

春には藤井寺から此処にやってきた。



石段を登るとお大師さんが出迎えてくれる。



9時29分焼山寺着

朝早い為か参拝客は少ない。



焼山寺本尊虚空蔵大菩薩に参りをする。

少し休憩してまた水分補給。

凍らしてきたスポーツドリンクが美味しい。



大杉の横を登っていく



アジサイの様なギンバイソウの様なピンクの花が沢山咲いている。??



何の花かな?

一華黄菫さんと蘭ちゃんにクサアジサイだと教えていただきました。

ユキノシタ科クサアジサイ属で草本で紫陽花(アジサイ)のような花が咲くので名がついたそうです。

装飾花がちょこっと咲いて両性花が艶やかです。

今まで出会わなかった(気がつかなかった)のが不思議です。



ヘビ封じの岩をすぎて登っていく。



初めて出会った赤い実

トチバニンジンの実だと蘭ちゃんに教えていただきました。

トチバニンジンには二つ岳に登った時に出会った事を思い出す。

シコクママコナが群生している。



奥の院の標識に従い右に折り返して登っていく。



この祠は良く奥の院と間違えられるので木の札が掛かっていた。

細尾根を越えていく。

此処は雪の日には怖かった。



10時25分焼山寺山(奥の院)着

この山頂標識は有名な不死鳥と呼ばれている天狗塚の山頂標識と同じ砥部テックさんの設立。

天狗塚よりも環境が厳しくないのか古い割にはまだ綺麗。

しかしこの標識も見る度に立っている場所が違う。

天狗塚と同じように飛ばされたのをまた拾ってきて立てているのかなあ。



剣山方向はガスの中。

本宮山の尖りはくっきりと見える。

頂上は涼しい風が吹いて気持ちが良い。

ジャムパンを食べて休憩。



また焼山寺に下りてきて昼食。

のんびりと過ごして下山開始



参拝路脇にはノブキが沢山生えている。



風が吹いて気持ちが良い。



この村には石を祀る習慣がある様だ。アチコチに祀られている。

気になっていたなべいわ荘へと右岸の道を行く。



変わった水車があり私設と注意書きのある橋を渡る。



岩肌にイワタバコが群生していた。

皆さんのレポートでよく見ていたが私達は初めての出合い。

感激。

脇道を通って良かった。



11社神社小宮(山の神)が祀られている。

山の神さんへの参拝道が通れなくなったので此処に移したそうだ。

ヤブミョウガが群生



なべいわ庵からなべいわ荘前を通り車へと帰る。

此処にも石を祀ってある。

13時過ぎに車に着く。

後は何時もの通り家に飛んで帰りシャワーとビールとお昼寝。

夏の里山歩きはビールが美味しい。

里山倶楽部四国編


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