冬の里山 高丸山 山犬嶽  2010/2/6
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− 寒い一日でした。北日本は大雪のようです −

朝の天気予報で、また強力な寒気がやってきて北日本は大雪になると報じていた。

徳島は、良い天気だけれど強い風が吹いている。高いお山は荒れているかも知れない。

久しぶりに高丸山に出かける事にし上勝に向けて走る。

八重地を過ぎても道路に雪は全くない。

駐車場にも雪はなくて一寸がっかり。

先行者の軽トラが一台停まっている。



全く雪のない登山口から登り始める。

9時40分



歩き始めると少し雪が現れる。



水場のヤッホー地蔵がまた新しくなっている。

三つ尾の峠に向かって登り始める。

あれっ!

木の階段が出来ている。

急でもないのに何故?

あまり意味のない階段を造るのはやめて欲しいなあ。



早くも汗が噴き出る。

三つ尾の峠でフリースをぬいで登り始める。



いつの間にか雪が降り出した。

しかし、標高差が少ない割にきついなあ。



何時もの展望の良い所で一呼吸。

雪が多くなり眺望は全くない。



10時29分高丸山山頂着



目の前の雲早山がかすかに見えるだけで全く眺望はない。



頂上には駐車場の軽トラの若い男性が一人。

上勝町内の方で千年の森のツアーの到着をお待ちだとか。

熱いコーヒーを飲んで下山開始



北の斜面を下ると雪が固く凍っている。慎重に下って行く。

雪が舞い、冷たい風が吹き付けて耳が痛い程冷たい。



賑やかな声がして千年の森のツアーがやってきた。

皆さんとても楽しそう。



旗立てからブナの林の中を下って行く。



新緑や黄葉のブナの林を歩くのも良いが、葉を落としたブナの林の下を歩くのも良い物だ。



11時32分駐車場着。

千年の森ふれあい館に立ち寄ると山の学校が改装中



時間も早いので山犬嶽に向かう。

何時もの休憩所の隣には綺麗なトイレが新設されていた。

山の畑はもう耕耘機が入って耕していた。

老夫婦が仲良く農作業中。

挨拶して登って行く。

山犬嶽の標識も新しくなっていた。



12時39分登山口

登山口には猪(鹿?)避けのネットが張られていた。

男性三人が下りてきてネットを開けてくれたのでお礼を言って登り始める。

三椏はまだ堅いつぼみ。



山犬嶽の標識から岩の多い道を登る。



この道は大岩が多い。

金刀比羅宮でお参りして進む。



大岩を潜り展望岩に登る。



遙か向こうに海が光って見える。



これから向かう山犬嶽の二つの峰が見える。



西峰の大崩壊跡がよく見える。



此処からは道標に従わずに岩をガンガン越えていく。

少し右に降りすぎて植林地帯に出てしまった。

大きな氷柱が出来ている。



植林地で作業道に出て左に登ると石鎚神社の分岐に出た。

ここからは嫌になる階段道。



ミニ八十八カ所86番志度寺にお参りして登ると東光寺に着く。



気温はマイナス2度



寒いので休まず山頂に向かう。



樹氷の透明な氷が一面に落ちている。

最初、瓶が割れているのかと思うくらい大きな欠片だ。



役行者にお参り。

ついこの前に来と思ったがこの前に来たのは去年の二月

月日のたつのは早い。



山犬嶽東峰13時45分着



いつの間にか天気が回復し青空が見えている。

日当たりの良い岩に座りカッブ麺の昼食。



食後のコーヒーを楽しみ下山。

西峰には寄らなかった。



帰りは参拝道を下りる。



水苔と残雪



ハイキング道に進み14時39分登山口着



また畑作業中の老夫婦にご挨拶して帰途につく。





月ヶ谷温泉の10月桜が咲き始めていた。

52年にダムの完成記念に植えられたらしいが毎年色鮮やかになっていく。

雪は少し期待はずれだったが、今日も気持ちの良い山歩きが出来た事に感謝。



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