春の里山  高丸山 アケボノツツジ  2011/05/08
          里山倶楽部四国編 

− 高丸山 ブナの芽吹きとアケボノツツジ −

飛び石連休のゴールデンウィークも今日で終わり。

家内の膝も順調に回復して近場ながら山歩きも楽しめるようになった。

今日は一日中良いお天気の予報。

お墓参りの前に高丸山に立ち寄る。



春の祭典が終わった高丸山は静まりかえっている。

今日は私たちが一番乗りだ。



大川原高原よりも標高が高いせいかエイザンスミレがちょうど花盛り。



シハイスミレもちょうど見頃。



登山道脇にはシロバナネコノメソウが咲き乱れている。

薬研谷のよりも毛が少なくて別嬪さん。



シロモジの新芽が出て萌えっている。

春の祭典でお祀りされたのか?山の神様に御幣



ピンクの筋の入ったコミヤマカタバミが多い。



ブナの新緑には早いが、シロモジなどの新緑がとても良い感じ。



ヒナワチガイソウが咲いている登山道を三つ尾の峠を目指す。



家内がユックリ歩いてくれるので楽ちん。

これくらいのペースが私にはちょうど良い。

三つ尾の峠を過ぎるとアケボノツツジが綺麗に咲いている。



少し霞んでいるが、山肌のアケボノツツジを観賞。



展望岩の所まで来るとアケボノツツジが目の前に咲き誇る。



登山口から1時間余りで高丸山山頂着。

天気が良いが雲が湧いて遠くは見えない。



気温は18度

初夏のような暖かさ。



ヒガラがシロモジの花の間を飛び回って可愛い声でさえずっている。



咲き始めたばかりのアケボノツツジの向こうに雲早山。

二年前はあの山から往復したが、今ではとてつもなく遠くに感じる。



雲早山への縦走路方向へ少し下るとアケボノツツジに囲まれた場所がある。

ちょうど咲き始めたばかりで蕾が多い。



咲き始めたばかりのアケボノは新鮮で恥じらう乙女のようだ。



アケボノツツジの周りをヒガラが飛び回ってさえずっている。

ボリュームを上げてその可愛い鳴き声を聞いてください。

よく見るとヒガラの姿を見ることが出来ます。



雲早山方向へ向かう男性と少し話をして頂上に戻る。

頂上にはご夫婦が一組だけ。

コーヒータイムでのんびりと過ごすが誰も登ってこない。

ユックリと下ることにする。

標高が下がるとアケボノツツジが満開。



雪の時は怖い下りも、乾いているので滑るようなことは無く安心。



ブナの広場に帰ってくる。



道脇にはタニギキョウが沢山咲いている。



女性が走るようにして追い抜いていった。

こんなに良い雰囲気の場所なのにアリスの白ウサギさんみたい。



谷から長いホースで水を引いてある。

水が流れ落ちているところに沢山咲いているのでユリワサビかと思ったが

普通のタネツケバナかもしれない。



山荘の前にはピンクの筋のあるコミヤマカタバミが群生。



小鳥のさえずりを聞きながらノンビリ過ごす時間がすごく贅沢。



山の神様とミヤマハコベ



苔むす岩に座って昼食タイム。

それにしても今日は静かだなあ。

時間がゆったりと流れる。



苔の中に咲き始めたばかりのセントウソウ



小さな小さな花もアップにするときれいだ。



足下をよく見るとなんサイコクサバノオが群生している。



去年、薬研谷や剣山で見ることが出来なかった。

2年ぶりの出会いに感激。

小さいので写真がイマイチ。

白く縦に紫のすじが入っている部分は花弁ではなく萼片。

サイコクサバノオの花弁は黄色みがかったオレンジ色の部分です。一見すると葯に見えますが、ここが花弁となります。



わずかに芽吹き始めたブナもある。

後10日もすれば素晴らしいブナの新緑に囲まれることだろう。



朝、蕾だったヤマルリソウやコミヤマカタバミがあっという間に花を開いていた。



3つに増えたヤッホー地蔵とシロバナネコノメソウ




同じ団地で私のHPをよく見ていただいているという3人組の女性が登ってきた。

一度掲示板にレポートでも書き込んでくださいね。

ちゅうしゃじょうにかえってくると神戸からのバスまでやってきて満車状態。

今頃頂上は溢れかえっているのかな?

帰りにユキモチソウに出会う。

月が谷温泉に寄って体をほぐす。

今日もフルコースの楽しい一日を過ごすことが出来た。

道の駅でイチゴとタケノコを購入。

大きいタケノコが150円。

イチゴは200円だった。

お手製のちらし寿司も買ってビールのつまみも仕入れる。


里山倶楽部四国編
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