秋の里山 高丸山 旗立山 赤石丸    2012/11/03
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- 紅葉真っ盛り ブナやヒメシャラとモミジの競演 -



windows8が発売された。

評判はもう一つのようだが、どんなものか評価版でも試してみるかとインストール。

これが大失敗だった。

スタートボタンがないとか使いにくい面も多いが、スマートフォンやタブレットを使用している人には良いかも。

しかし、数日使用している内にキーボードの@などが入力できなくなった。

調べると日本語キーボードからUSキーボードに変わってしまっている。

ネットで調べると同様の現象がたくさん報告されている。

ドライバーを入れ替えると使えるようになるが、再起動するとまたUSキーボードになる。

評価版だけの現象だろうが、これは使い物にならない。

元に戻そうとしてネットで調べるとwin7に戻すのは不可能と書いてある。

コマンドでwindows oldから復元できるかもしれないと書いてあったので試したが、うまくいかない。

結局インストールディスクを使用してクリーンインストールするしかないようだ。

win7をインストールして色々のアプリをインストールし直していたら朝3時頃になり体が冷えてしまった。

朝起きるとのどが痛い。

風邪を引いてしまったようだ。

というわけで今日もまだ喉が痛くて咳が出る。

今日一日寝ていようかと思ったが、外は秋晴れの良い天気

楽に登れて紅葉の綺麗な山、高丸山でも少し歩いてくることにした。



登山口にくるとすでに多くの車が停まっている。

そうか、今日は千年の森のツアーで雲早山から高丸山への縦走があるんだ。



登山口から舗装路を歩き始めるとシロモジがもう紅葉している。

高丸山山頂はガスの中



すでに紅葉が下がって来ていて水飲み場に行くまでも淡い色合いに染まっている



三つ尾の峠に向かうと周りは色とりどりの紅葉に染まっている。

天気があまり良くなくて日が差さないので色がもう一つはっきりしない



キラキラ輝くような紅葉とは違うがこのような柔らかな光に包まれて歩くのも心地よい



植林地帯に来ると間伐材搬出用の林道が土地を抉って向こうに続いていた。



三つ尾の峠の子供たちの植林地は4年前にブナをたくさん植えたが、殆ど消えてしまっている。

子供たちの夢を叶えるためにも、もう一度植林することは出来ないのだろうか。



足下には沢山のカエデの葉が落ちている。

左はカジカエデかな

右はコハウチワカエデかも



ヒメシャラも焦げ茶色に色づいている

山頂直下の紅葉を眺める所で小休止

男性が二人追い越していった



鮮やかな紅葉が多くなる。

リョウブはチョコレート色になっている



深紅のドウダンツツジの向こうに西三子山



日が差していないのでブナの黄葉は焦げ茶色



頂上には先ほどの男性二人と家族連れの人たちが一組だけ



枯れたススキの向こうの山々も霞んでいる。

先ほどの男性二人は大釜の滝から菊千代谷を西三子山に這い上がり、グルッと縦走して高丸山までやってきたらしい。

これから雲早山まで縦走し、また大釜の滝まで帰るという。

すごい周回コースだ。



お気を付けてとお二人を見送ってから私たちも雲早山縦走コースへと少し進む



アケボノツツジの展望ポイントまで来るとアケボノツツジとドウダンツツジの紅葉がすばらしい



一旦頂上に引き返して北斜面を下山する。

ブナの落ち葉がフカフカで気持ちが良い

この葉はウリハダカエデかな



こんな黄色いモミジも

いつの間にか青空が出てきて黄葉が映えて美しい。



旗立て分岐を直進して登っていくとヒメシャラとブナが美しい。



よく見ると色々な木が紅葉している



立派なブナが多くなり見飽きることがない



林道に出て四阿で昼食

そのまま林道を歩き旗立山登山口から山道に入る。



旗立山へは少しの間だが急な階段道を上る

稜線に出ると目の前に芝小屋山などの山並みが連なる



尾根道は平坦で落ち葉が深くてクッションのようで気持ちが良い

シロモジとモミジ



旗立山頂上からそのまま東へと進む



天気が良くなり黄金色に輝く黄葉を照らした日の光が私たちを包み込む



こんなにすばらしい紅葉を見に来る人が少ないのは勿体ないなあ。



モミジとブナの競演で山が光り輝く



三角点ピークを過ぎて下ると林道に出る



そのまま稜線を進み、最後に急坂を少し登ると赤石丸に着く



帰りは途中から林道を進む



旗立て分岐に向けて来た道を引き返す



来た時よりも天気が良くなりヒメシャラが赤く輝いている



黄金色のブナ



旗立て分岐から広場に向かう



エンコウカエデの大木があり大ブナとの細やかな色合いの変化が美しい



さすが高丸山のブナは美しい

こんなに見事に黄金色に輝くブナは他にはあまり知らない。



この色合いをなんと表現したら良いのだろうか

いつまで見ていても飽きない



広場に来ると周りは輝くばかりの紅葉だらけ。

大樹が多いので上ばかり見上げて首が痛くなるほど




山ガールが大声で歓声を上げながら降りてくる。

このブナの黄葉に感激したようで、「ちょうど良い時期に来て良かったね」

と喜んでいる。



標高が下がると少し青い葉も残っている

これからしばらく紅葉を楽しむことが出来るだろう。



大勢が紅葉を楽しんでいる。

私たちも心いくまで紅葉を楽しむ



日の光を浴びるとヒメシャラも明るい黄色に輝く

名残惜しいが帰ることにする



まだ雲早山からの縦走組は到着していないようだ



千年の森ふれあい館に立ち寄り挨拶してから帰途につく

月ヶ谷温泉に入って帰るつもりだったが、また熱が出てきて喉が痛い。

咳も出てきた。

風呂には入らず帰ることにする。

月ヶ谷温泉の10月桜が満開



今年は例年になく沢山咲いている。



なぜか晩秋に咲く桜は小さい花で艶やかさはないが可憐で可愛い。

今年は沢山のブナの黄葉を楽しむことが出来たが、やはり高丸山のブナの黄葉は最高だった。

里山倶楽部四国

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