春の里山 高丸山 山開き  2010/5/5
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− 高丸山 山開き ブナの芽吹き −

今日も良い天気。

久しぶりに高丸山の山開き「春の祭典」に出かけよう。

御神輿も楽しみだし、ブナの芽吹きが始まっているかも知れない。



9時54分 高丸山駐車場に着くと千年の森の「高丸山ウォーク」の皆さんが大勢出発して行った。



水飲み場への道を大勢のウォーク客の後ろについて登って行く。

フデリンドウやエイザンスミレの花盛り。



シハイスミレも沢山咲いている。

今年は春の歩みが随分と遅い。



こんな所にユキモチソウが..

ガイドの説明を聞く為に皆さん立ち止まっている。

しばらく待って先に進ませていただく。

振り返ると水飲み場では大渋滞。



広場に来るとブナの芽吹きが始まっている。

淡い緑が美しい。

昨日歩いた砥石権現とは場所も近いし標高もよく似ている。

しかし、昨日の砥石権現では全くブナの芽生えは見受けられなかった。

不思議だなあ?

高丸山にはカタクリが咲かない事も不思議なんだけど?



三つ尾の峠まで来ると個人で来られた方達が休んでいる。



ミツバツツジの咲く登山道を登って行くと、所々にアケボノツツジが咲き始めていた。



高丸山の登りは短いが結構きつい。

気温が上がって汗びっしょりになり登る。



勝浦町のお年寄り団体が大勢で登っている。

皆さん高齢なのに結構健脚。

普通のズック靴の人が多いが、小さな時から山に親しんでおられるのだろう。



10時52分頂上着。



高城山や雲早山はもやっている。



雲早山従走路に下りて直ぐに左へとアケボノ展望岩に向かう。



まだまだ蕾の樹が多いが、見事に咲いている樹もある。



艶やかに咲いたアケボノツツジを見ながらお昼にする。

今日もスポーツドリンクは止めてお茶にする。

お茶の渋さが食欲を増進する感じがする。



雲早山縦走路のアケボノを偵察してまた山頂に戻る。

今年のアケボノツツジは遅れてはいるが花芽が多く今週末には一面ピンクに染まる事だろう。



山頂に戻ると大勢が休んでいる。

高丸山でこんなに大勢の人と会うのは初めて。

徳島市のボランティアでお世話になっている女性がご主人と来ていた。

アケボノの咲く場所をお教えすると喜んで見に行かれた。



次から次へと登ってくるので早々に下山開始。

ミツバツツジの咲き始めた道を下る。



この道にもエイザンスミレやフデリンドウが多い。



ブナの谷に降りて木々の芽吹きを楽しむ。



砥石権現と風の具合が違うのか雨氷の被害はほとんど無い。

よかったなあ..

大好きなブナ達が元気でホッとする。



のんびりと神社広場に向かう。



のどかな時間をたっぷりと楽しみながら歩く。



神社広場について、ガイドの男性とお話しすると二年前にボランティアで樫戸丸に一緒に行ったT岡さんだった。

色々な所でボランティアをされているのに頭が下がる思いがする。

12時10分過ぎ、突然、法螺貝の音が響き渡る。

御神輿は12時30分と聞いていたが早まったみたい。

御輿が駆け下りる坂に向かうが既に御輿は下りていた。

駆け下りる所を見たかったのに残念。



若者達が担いだ御輿は「ちょうさや ちょうさや」と掛け声で広場を勇ましく駆け回る。



男性に混じって法螺貝を吹く女性達。



緑のオゾンをたっぷり吸い込んで下山。



12時46分駐車場に帰ってくるとビッシリと満車状態。

高丸山の春祭りは人気があるんだなあ。

高丸山の山開きが終わると、アチコチの山でブナやミズナラの芽生えが始まり、山が新緑で明るく輝く季節が来る。

益々里山歩きが楽しくなる季節の到来だ。



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