－ 青空に映えるブナとカエデの黄葉、紅葉の競演 －
今日は最高の秋日和になりそう。
何処へ行こうかと迷うが、ボランティアの樫戸丸の巡回にしばらく行っていない事が気になっている。
しかし、樫戸丸だけでは物足りない。
そうだ、ブナの美しい砥石権現にも行こう。
カラマツの林も黄葉しているかも知れない。
６時に出発。コンビニに寄ってから７時１０分にはファガスの森に到着。
佐那河内と神山の道が良くなったので吃驚する程早く来る事が出来る様になった。
 
ファガスの森はまだ閉まっていて誰もいない。
周りは素晴らしい紅葉
 
７時２２分出発
ヒメシャラとブナの大木が出迎えてくれる。
見上げると素晴らしいブナの黄葉が朝日に輝いている。
急坂を踏ん張って登る。
目の覚める様な真っ赤なモミジ
 
シロモジの黄葉も黄金色
７時４１分、川井峠からの登山道と交わる。
右へと大きく曲がり主尾根に乗る。
カラマツ林の黄葉は少し盛りが過ぎているが、まだまだ綺麗
 
頂上付近のブナは既に葉を落としている。
西砥石権現 １４５７ｍに着く。
砥石権現よりも８０ｍ以上も高いのに名無し山
此処からは下り一方の道となる。
何故か羊歯が沢山生えていてその緑が鮮やか
北側が開ける。
中央右の尖り山は本宮山
左奥は奥野々山１１５９ｍと高越山１１３３ｍ
 
正面左にはギザギザの山頂の焼山寺山が随分と低く見える。
根上がりブナ
登山道は落ち葉で埋もれて踏み跡が見えない。
尾根を外さない様に適当に下りていく。
標高が低くなるとヒメシャラも紅葉している。
 
シロモジの黄葉を楽しみながら下って行く。
ブナは強風で倒れると土を噛んだ大きな根を放り出した様にして枯れてしまう。
ヒメシャラは倒れても何とか根を伸ばし生き延びていく。
美しいブナの黄葉が多くなる。
鹿が遠くで鳴いている
派手な色はないが柔らかな色彩に癒される。
 
鞍部に近づくと素晴らしいブナ林となる。
 
スーパー林道からの登山道が交わる。
８時３３分、堂の窪に着く。
堂の窪からは急な登りが始まる。
シロモジとカエデの紅葉
 
登山道が落ち葉で消えているので適当に登る。
ふと見ると家内が居ない。
 
稜線にたどり着くと、砥石権現頂上の直ぐ近くだった。
家内も追いかけてきて９時１分砥石権現頂上着
 
記念撮影して直ぐに下山
正規の道を下るがこちらのトラバース道は崩れていて危ないところがある。
登りに使った直登路の方が歩きやすそう
カエデの大木の紅葉も青空に映える。
最高のブナの黄葉を心ゆくまで楽しみながら下って行く。
あまりの見事さに家内も上を見上げてなかなか進めない。
 
堂の窪からの登りは足に応える
ゆっくりと登って行く
西砥石権現の倒木に座りコーヒータイム
風が止んでいつの間にかびっしょり汗をかいていた。
 
林道からはひっきりなしにバイクの排気音が聞こえてくる。
天気が良くて紅葉が素晴らしいのでライダー達は大喜びの事だろう
 
１０時４８分ファガスの森到着。
管理人さんの奥さんが出てきて、二、三日前までシロモジの黄葉が素晴らしかったと言っていた。
スーパー林道は沢山のライダーが走ってくる。
高城山の登山口には四季美谷温泉のバスが停まっていた。
１１時１６分、風の広場から樫戸丸に向けて登り始める。
山肌が燃えている。
谷の向こうのドーム形の山は正善山？
 
正面に樫戸丸が見えてくる
緩やかな道だが何故か足が疲れていてきつく感じる。
この山もブナが多い
黙々と登って行く
足下に小さな花
とても小さな花。花の高さ１センチくらい。
シモツケソウの様に見えたがアップにすると花が糸の様で？？
蘭ちゃんにお聞きするとやはりシモツケソウのようです。
この二、三日温かいので狂い咲きしたのかな？
 
シコクブシの実が茶色くなっている。
１２時６分樫戸丸山頂着
頂上から 振り返ると高城山
スーパー林道が頂上直ぐ下を通っているのがよく解る。
 
直ぐに担当地域の巡回に向かう。
正面に当野石峠から天神丸への稜線
その向こうに剣山から一の森への稜線が覗いている。
きつくて険しい道を下って行く
この道は結構危険
巡回を終えて、崩壊地の岩で昼食
正面に平家平
その右には権田山とその奥に勘場山
 
サワフタギのブルーの実がかろうじて残っていた
赤いのはバライチゴの実
帰りに徳島のへそで休憩
雲早山から高丸山への稜線を眺める。
今日はスーパー林道入り口でお餅を配ったらしいが帰りには終わっていた。
今日も素晴らしいブナの黄葉を楽しむ事が出来た。
帰りは風の広場から一時間半で自宅に帰り着いた。
最近酷使している膝が痛い。
風呂でマッサージしてビールでくつろぐ。
明日は息子が帰ってくる。
最近山歩きを初めて２０㎏くらい痩せたらしい。
会うのが楽しみ
里山倶楽部四国編
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