春の里山  芝小屋山 薬研谷  2011/05/05
          里山倶楽部四国編 

− 今年も薬研谷のアケボノツツジが咲きました。 −

今日は一人で高丸山の山開きに出かける予定だった。

ところが、家内が薬研谷のアケボノツツジがもうすでに満開になっているとの情報を見つけた。

今年は春の花が遅れているのでアケボノツツジはまだ咲いていないと思っていた。

家内が薬研谷に行きたいと言い出した。

昨日、久しぶりにリハビリ山歩きを始めたばかりなのに大丈夫かな?

家内が言い出したら止めようが無い。

芝小屋山に向かって車を走らせる。



神山から標高が上がるとユキモチソウが咲いている。

本当に可愛い花だ。

ユキモチソウを見ると何故か幸せな気持ちになる。



トサミヅキが満開



登山道脇にはエイザンスミレが群生している。

こんなに沢山咲いているのは初めて。



芝小屋山への階段道を上る。



曇り空なのでカタクリの花はカールしていない。

シャクナゲは花芽が多いので楽しみ。



ハルトラノオが一面に咲いている。



ブナはまだ芽吹いていない。



芝小屋山、大道丸へと立ち寄る。



シロモジが綺麗だなあ。



満開のシロモジの花を見ながら薬研谷へと下っていく。



ヒナワチガイソウが斜面に沢山咲いている。



ピンクのエイザンスミレや白いナガバノスミレサイシンも多い。



車道に出るとミツバツツジが咲き始めている。



さらに下っていくとアケボノツツジが満開



ホンワカとしたピンクの花が美しい。



天気もだんだん良くなってきた。



天気が良くなるとさらにピンクが輝く



大岩から薬研谷を見下ろす。



阿南のご夫婦が向かいの大岩に行きたいというのでご一緒する。

ご主人はもう83歳だと言われていたが大変元気。

英語や中国語はぺらぺらで、明日からは中国に研究に出かける予定だとか。

ご夫妻は槍へは上高地、表銀座、裏銀座からも登られて北岳や白馬へも何回も登られたとか。

徳島にもすごい人がいるものだなあ。

来月は九重連山に行かれるそうだ。



その前にアケボノ展望スポットで食事。



ポカポカ陽気におにぎりが美味しい。



食後に谷におり急さかを登り返すが綺麗な道が出来ている。

向かいの岩に登り展望岩のアケボノツツジを楽しむ。



下の林道に下りるとヒカゲツツジが美しい。

ヒカゲツツジと展望岩のアケボノ



ヒカゲツツジは優しい淡黄色がとても素晴らしい。

端っこに淡いピンクの縁取りがある。



四国の道へ向かうとブナの芽吹きが始まっている。



まだヤマザクラが綺麗だ。

昨年の雨氷で枝が折れなかったらもっと綺麗だったろうなあ。

道はかなり崩壊している。



ハルトラノオが日の光を浴びて輝いている。



あれた斜面にはヤマルリソウが群生している。



ハシリドコロは咲き始め



イチリンソウはまだ蕾



よく見るとシロバナネコノメソウが一面に咲いている。



休みながら四国の道を上っていく。

何時もこれくらいユックリ登ってくれれば私は楽なんだけどなあ。



ブルーのヤマルリソウやフデリンドウが疲れを癒やしてくれる。



柴小屋山に戻るとカタクリが目覚めて綺麗にカールしている。



十分にカタクリを楽しんで下山



また今年も出会った普通のフデリンドウよりも更に小さなリンドウ。

コケリンドウかとも思ったが花弁の裂片の間にある副片が小さいのでやはりフデリンドウかもしれない



もう一度エイザンスミレをじっくりと楽しむ。



タムシバがまだ綺麗に咲いている。



ヒメシャラの芽吹きはきらきらと輝いて見える。



車道脇の白樺の若葉が美しい。

家内は昨日に比べて今日の方が足が調子良いと言う。

今まで膝が引っかかるようで山から下りると必ず腫れていたのに、今日はスムーズで腫れも出ていないらしい。

手術の効果があったのかな?

無理をしないようにして夏のアルプスに行けると良いのだが。


里山倶楽部四国編
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