春の里山 薬研谷 大道丸 柴小屋山  2010/5/1
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− 薬研谷のアケボノツツジ満開 −

タケちゃんを誘って梅の木峠から薬研谷のアケボノツツジを楽しみ大道丸そして柴小屋山を周回する事にした。

8時に大川原高原の一軒茶屋前で待ち合わせて乗り合わせて梅の木峠に向かう。



8時22分梅の木峠出発



杉の枝やリョウブそしてヒメシャラの枝が折れている

30分程一生懸命登ると天が滝休憩所に着く。



リョウブの若葉が美しい

林道から山道にはいり急坂を上ると亀田ガ丸 1042.21 mの三等三角点に着く



ヒナワチガイソウが沢山咲いている。



ツツジの咲く大岩のあたりに来ると倒木が酷い状態

カタクリの葉は多いが花は咲いていない。



重機の音が聞こえてきて林道に出る。

来る度に工事が進んでいる。



工事現場の男性にお聞きすると、梅の木峠からの道と繋がるとこの辺に風力発電の風車が建つとの事。



でっかいアンテナのようなのは風車の風力などを測定する為の鉄塔



車道からまた山道に入る。

ミツバツツジが鮮やか



山道を超えると松の広場に出る。



谷の向こうに見える薬研谷はアケボノツツジでピンクに染まっている。



四国の道から左へと曲がり崩れた林道を進む。

谷から山道を登っていく人達がいる。

この道は何処に通じているのだろうか?

ヤマルリソウが少ないけど咲いている。



谷の水量は多い。



イチリンソウの咲く谷は土砂で埋まってジロボウエンゴサクとハシリドコロぐらいしか咲いていない。



林道沿いにフウロケマンとヨゴレネコノメ



林道に倒木が横たわっている。

ハルトラノオが咲き残っていた。



ヤマザクラは殆ど折れて垂れ下がった枝に花が咲いているのが痛々しい。



去年グランマー啓子さん達と眺めたヤマザクラも無惨



薬研谷に来ると大勢が上を見上げている。

陽に輝くアケボノツツジが美しい。



定番の大岩に咲くアケボノツツジ



岩の展望台に登ると向かいの大岩で聞き慣れた声が!

なんと先週次郎笈で会ったK美ちゃんが万歳をしている。



この展望岩から見た薬研谷のアケボノツツジは美しい。



谷に降りると下りてきたK美ちゃんと出会う。



一緒にアケボノツツジの展望テラスに登る。

アケボノツツジが目の前に見えて素晴らしい。



タケちゃんは愛用のデジ一でアケボノの谷を撮影。

K美ちゃん達と記念撮影。



大岩に向かうとまた四季美谷温泉ツアーでお会いした御夫婦達が下りてきた。



大岩で展望を楽しんだ後近くの岩場で昼食

次々と団体がやってきて大岩は満員。

こぼれ落ちそう。



心ゆくまでアケボノツツジを楽しんで、大道丸に向けて登って行く。



タムシバの花が咲いていた。



林道に出るとシロモジの花が満開



鮮やかなツツジが咲き始めていた。



大道丸への道は、エイザンスミレやナガバノスミレサイシンが彩りを添えていた。



暖かくなったのでカタクリの花が咲き始めた。

12時18分大道丸到着



一旦下りて柴小屋山に向かう。

12時35分柴小屋山到着。



ブナはまだ芽吹いていない。

しかもブナの枝先が折れている。



大好きだった立派なヒメシャラも倒れてしまっている。

がっくり!



カタクリのツーショット



フデリンドウが一輪だけ咲いていた



四国の道を下りていくとまた四季美谷温泉ツアーでよくお会いするサッチャン達の団体がやってきた。

谷筋は倒木で荒れているがハルトラノオやシロバナネコノメソウが咲いていた。

コミヤマカタバミはガレキで埋もれてしまった。



四国の道を梅の木峠に向けて帰る。

コミヤマカタバミが花を開いていた。



帰りの山道でも沢山のカタクリが花を開いていた。



ひたすら下って、15時4分梅の木峠に到着

今日はブナやヒメシャラの傷み具合に心が痛んだが、素晴らしいアケボノツツジを楽しむ事が出来た。

可愛いカタクリの花にも出会う事が出来た。

明日もまた連休、何処の山に行こうかな?



総歩行距離 14.1q

累計標高差 ± 951m

その後、私のレポートを見て薬研谷に行かれた方が、大道丸から薬研谷に向かうのに間違ったとの連絡がありました。

今回は、梅の木峠から薬研谷に行き、薬研谷から大道丸へ登ったので

大道丸から薬研谷に下りる道筋については記述しませんでした。

柴小屋山方向から大道丸経由で薬研谷に下りる場合は、大道丸山頂少し手前を左(東)へと下りる必要があります。

大道丸山頂から南へとしっかりした道が続いていますがこの道は薬研谷への道ではありません。



@ 大道丸から→の方向へ下りては駄目です。

A 大道丸頂上から少し引き返すと赤テープの目印があり、東へと下ると崩壊した林道に出ます。

ア.の所で薬研谷に下りる尾根に乗る必要がありますが、非常に解りにくいです。

一つ南東の尾根を下りると薬研谷の東の岩の所に出ます。

始めての方は間違いやすいですので、経験者と同行する事をおすすめします。

案内者がいない場合は四国の道から回っていく事をおすすめします。

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