秋の里山 常念岳 横通岳    2010/9/17〜18
ホームページ里山倶楽部四国編 

じょうねんだけ 常念岳 (2857.0m) よことおしだけ横通岳(標高 2,760m) 穂高町

そのT

昨夜は、宿泊客が少ないこともあって朝5時まで熟睡することが出来た。

昨日は昼からガスが出て期待の槍ヶ岳が姿を現さなかった。

今日は、果たして素晴らしい眺望を楽しむことが出来るだろうか?



部屋の窓からモルゲンロートに染まり始めた槍ヶ岳がくっきりと見える。

今日は素晴らしい眺望が期待できそう。



外に出ると雲海の上の浅間山の右から朝日が昇る。



槍ヶ岳が赤く染まって美しい



十分に朝焼けの景色を楽しんで小屋に帰り朝食。



6時32分横通岳に向かって出発。



横通岳へは緩やかな登山道を行く。

少し登ると槍から穂高への稜線が見える。

此処ではまだ奥穂高は見えない。



ツガやモミの林を登ると奥穂から前穂への吊り尾根が見えてくる。



ナナカマドとクロマメノキの実



すぐに稜線に出てピークに向かう。



ピークに着くと槍ヶ岳から北穂高、奥穂高そして前穂高へと美しい稜線が一望できる。



振り返ると常念岳の左遠くに富士山が見える。



槍ヶ岳山荘が確認できる。



穂高岳山荘や北穂高小屋もくっきりと見える。



常念乗越から見えるピークからトラバース道に進まずに山頂に向かう。



少し瓦礫混じりの道だが昨日の常念岳への登山道に比べると緩やかで歩きやすい。



三角点のある横通岳(標高 2,760m) に到着

7時33分



目の前に東天井岳から大天井岳そして燕山荘のピークその奥に燕岳へと続く美しい稜線が続いている。

更にその奥には白馬へと続く後立山連峰



頂上にいた一人は燕岳への縦走、そして二人は大天井岳へのピストンに出発していった。

私たちも行きたいが今回は断念。



先日歩いた涸沢岳から奥穂高そして吊り尾根と前穂高。

涸沢カールの真ん中に赤い屋根の涸沢ヒュッテも確認できる。

涸沢小屋は登山途中からは見えたが此処からは隠れて見えない。



中岳の手前に西岳とヒュッテ西岳。



大キレットもくっきりと見える。



後立山の右には吾妻山



吾妻山の右には噴煙の上がる浅間山



槍から穂高への稜線は何度見ても美しい。



頂上で昨日追い抜いていった男性と再会。

地元の穂高町に住んでおられてこの辺の山を楽しんでおられるらしい。

うらやましいなあ!



雲海の向こうに南アルプスと富士山



大天井岳から燕岳への稜線の向こうに立山と剱岳

雄山の神社もかすかに見える。



槍ヶ岳の右に見えるのは双六岳や三俣蓮華岳



大天井岳の左は真砂岳かな?



燕岳の奥には後立山連峰

爺ヵ岳や鹿島槍ヶ岳がくっきりと見える。



十分に景色を楽しんでから東天井岳の方に少し進んでみる。



燕山荘や燕岳が大きく見える様になる。

燕岳の右奥は蓮華岳かな?



今日は此処までで穂高に向けて帰る。



イワヒバリが遊んでいた。



紅葉と槍ヶ岳



トウヤクリンドウはもう終わり。



小屋に帰りお土産を買ってもう帰ろうかな。

なんと気温は16度もある。



9時47分下山開始

山ガールや青年や叔父さん、おばさんがどんどん登ってくる。

テント泊の準備をしている登山者が多い。



最期の水場も大混雑。



胸突八丁はすれ違いが出来ないので大停滞。

オオヤマボクチを見ながら順番待ち。



まあ、次から次へと沢山登ってくるものだ。



ミゾホウズキがまだ咲いていた。



ソバナも沢山咲き始めている。

小さな子供を背負ったり紐で引っ張って登ってくる夫婦も何組かいる。



随分と長く感じられる下り坂を慎重に下りやっと山の神到着。



13時45分登山口到着

下りも4時間程掛かった。

後は車道歩きで駐車場へ。

なんと路肩にすごい数の車が停まっている。

今夜の常念小屋は大変だろうなあ。



餌を期待しているのか道沿いには猿が沢山いてこちらを見ている。

家内の希望で中房温泉入り口の安曇野ちひろ美術館に寄る。

両親が開拓したという広い畑は公園となっている。



ヤマボウシの実が熟れていた。



いわさきちひろは登山が好きで良く燕岳に登ったそうだ。



家内が大好きなちひろの絵を堪能する。

いつ見ても暖かい絵だなあ。

ガンで早く亡くなったのが残念に思われる。



沢山お土産の絵を買ってホテルへ向かう。



温泉で体をほぐし、豪華ではないが美味しい夕食。

安曇野と言えばやはり山葵。

いい香りがする。



ゆっくりと寝て翌朝はすっきり。

ホテルに隣接している道の駅で買い物をする。



次々と地元のお百姓さんが野菜や果物を持ってくる。






300円のつがると350円のふじ、そして500円の巨峰を購入。

ビックリする程安くてしかも美味しかった。

高速を常念岳を見ながら走る。

何回も渋滞に遭うが5時頃自宅着。

総走行距離1130q



お土産の「新そば」は、それは、それは美味しいおそばでした。

日本アルプス入門の山と聞いていたが、かなりタフな山だった。

横通岳からは360度の素晴らしい山々の眺望を楽しむことが出来た。

次に行きたい山が一杯増えてこりゃあ大変だ。

また来年夏までお預けかな?

そのT

里山倶楽部四国編

ホームページにも是非お立ち寄りください
inserted by FC2 system