立山縦走 T 2009/09/21〜23
里山倶楽部四国編
雄山 〜 大汝山 〜 富士ノ折立 〜 真砂岳 〜 別山

2009年9月21日





今年の秋の連休は5連休となりシルバーウィークと呼ばれる。

何処かへ紅葉を見に行きたいと計画をする。

涸沢の黄葉は素晴らしいが、昨年のグランマー啓子さんのレポートを見ると来月10日頃が見頃らしい。

標高の高いところが紅葉するのも早い。

立山の室堂の紅葉が丁度9月中旬過ぎに始まるという。

それではと一ヶ月前に山小屋を予約しようとネットを見て驚いた。

既に連休前半の19日、20日、21日は室堂の山荘、ロッジ、ホテルの個室は全て満員。

相部屋も既にかなり混んでいる様だ。

22日も既に満室表示だったが、日本旅行で雷鳥荘のチケットがわずかに残っていた。

しかしプレミアムチケットで16,800円/人と通常の1.5倍近くする。

ネット予約でない山小屋等も電話するが全て満室なので仕方なく日本旅行に申し込む。

従走路などを調べて(この時が一番楽しい)休みがくるのを待つ。

所が直前になって大型台風発生。

ヤキモキするが直前でスライスして東の海上へ。

待ちに待った連休は快晴でスタート。

5日間とも晴れの予想

しかし、20日に買い物から帰って天気予報を見て驚いた。

気圧の谷がやってきて22日、23日は天気が崩れるとか。

予約を変更して今夜にでも出発しようかと迷うが、ナントカナルサで就寝。

朝早く出発して、名神、北陸道は大して混む事なしに立山駅に11時前に到着。

とりあえず立山駅を偵察。

なんと言う事。沢山ある駐車場は勿論、近辺の道路には駐車車両がずらり。

河原なども車がびっしり。



一端、今晩の宿に向かいチェックイン。

オーナーのお爺さんが、ケーブルカーの前売り券を買うと良いと言う。

夕方4時の発売開始だが皆さん1時間以上前に並んで買っていると言う。

まだ時間があるので近所のスポットをお聞きし「称名滝」に向かう。

所が、駐車場手前で長蛇の列。

お腹もすくので立山駅に戻り何とか駐車して食堂へ。

しかし此処も大混雑。

売店でカップヌードルを買って道ばたで昼食。



まだ時間がたっぷり。

快晴の山並みを見上げてため息。

砂防博物館で時間をつぶし、常願寺川の砂防緑地公園を散策。

常願寺川は獅子岳や鷲岳のコル「ザラ峠」2348mを源として暴れ川として有名。

長い治山治水の歴史があり砂防工事専用軌道が山奥まで通じている。。

最近も大規模な補修工事があり、平成17年の完成を記念してこの緑地公園が作られたらしい。



2時過ぎに駅に行くと既に大勢待っている。

皆さんと雑談を交わしながらやっと前売り券ゲット。

その足で称名滝に向かう。

やっと駐車場に空きがあった。

おまけに時間が遅い為か入場料が無料。



駐車場から1.3q 結構急坂を上る。

すごいV字谷だ。



途中に大日岳登山口があり丁度2名の男性が下山されてきた。

此処(1032m)から大日平山荘、大日小屋を経由して大日岳2501m、奥大日岳2606mに登る事が出来る。

ダイモンジソウが群生



立山の噴火の溶結凝灰岩をV字形に浸食した称名川の深い谷に流れ落ちる日本最大落差350mの滝。

見事な滝で水量も豊富。

この滝の源は室堂の雷鳥平。



大雨の時などは右に楽さ500mのハンノキ滝が現れるそうだ。



帰り道で変なところから登山者が下りてくる。



八郎坂登山コースで黒部アルペンルートの弘法1500mまで登りその後、

阿弥陀が原1940mそして室堂2430mまで続く。

それにしても屏風の様な「悪城の壁」を登るコースはキツイだろうなあ。



弘法まで3.4q 2時間30分 阿弥陀が原まで6.3q3時間30分らしい。



ツリバナかな



この地図は解りやすい。





5時前に宿舎「やまびこ」に帰る。

最近リフォームしたばかりの様で杉の大きな一枚板を多用したインテリアが素晴らしい。



温泉はぬるぬるツルツル不思議な感触。

濃い温泉成分に体がとろけてしまいそう。



値段(8000円)の割に食事も豪華。

地酒もたっぷり楽しんで8時前には熟睡。

天気予報では明日の降水確率は30%

あまり雨の心配はないかな?

素晴らしい展望を期待して大イビキ。

続き



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